まるみのあっちこっち巡り

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バルト三国 ルンダーレ宮殿(ラトビア)

2017-06-02 14:43:18 | 2016 バルト三国



ホテルのあるリガから約80㎞、
ラトビアのゼムガレ地方の中心地バウスカへ。

こちらには「バルトのヴェルサイユ」と
例えられるルンダーレ宮殿があり、
4日目の観光はここから始まりました。







1736−40年にロシアの宮殿を手掛けた
ラストゥレリにより建てられ、
建設には延べ1500人の職人が参加したという
バロックとロココ様式の豪華な宮殿です。







ロシアの女帝アンナに愛された
ビロン公の夏の宮殿として用いられました。







宮殿内に入場するとロココ調の装飾に目を奪われます。







見どころは2階になります。

ヴェルサイユ宮殿より控え目な感じもしますが、
ロシアの女帝の愛人で意地が悪く、
不誠実で、金に汚いロシアの嫌われ者の
ビロン公にはもったいない宮殿。







宮殿の中は有料になりますが
写真撮影がOK







このようなシールを張ることになります。
リトアニアでもそうでしたが、
入場料とは別に撮影代がかかります。







東側の即位の広間として使用されていた「黄金の間」は、
この宮殿の中で最も代表的な部分で、
群を抜く豪華さです。
寄木細工のような床に温かさを感じます。







白の広間で結婚式などいかがでしょう?

宮殿内のボールルームとして使用されていた
真っ白な壁に囲まれたこの広間で
結婚式を執り行うのも可能なのだそうです。







豪華な天井を見上げるだけでも
首が痛くなりそうですが、
宮殿には138の部屋があります。






城の広大な庭はまさに緑の劇場。
フランス式の庭園になります。







西側は公爵や支配者階級の家族の
住居に使われていました。







宮殿と一緒にデザインされた庭園は南側に広がります。
ローズガーデンの大きさは9,000平方メートル、
12,000種とラトビアで最大の
コレクションを誇ります。

ラトビア・バウスカ

2016.9.23
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