まるみのあっちこっち巡り

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バルト三国 世界遺産の街タリン② 下町

2017-06-20 10:06:43 | 2016 バルト三国



大聖堂

船乗りの守護聖人ニコラスに捧げられ、
13世紀前半に建てられた教会で、
非常時には要塞の機能も果たしてきました。







1994年のソ連の空襲で破壊され、
オリジナルの内装は残っていません。

現在は中世以降の国宝級の芸術品を
納める博物館とパイプオルガンの
コンサートホールとして使用されています。







城壁

タリンに最初の木造の城壁が造られたのは、
13世紀前半、その後に町が発展して
防衛上の必要もあり、
補強や増築が繰り変えされました。







一部城壁に上ることもできるので、
フリータイムに上ることにしました。







旧市庁舎

北ヨーロッパに唯一残るゴシック様式の市庁舎。
14世紀半ばに建てられ、1404年に現在の姿に。
65mの塔にも上ることができます。







ラエコヤ広場

市場として存在していた広場ですが、
最後に市がたったのは1896年。

ラエコヤ広場は、中世の傷跡が刻まれています。
結婚式や行事も行われてきましたが、
まれに罪人の処刑もあったとか。







大ギルドの会館

大ギルドの集会やパーティ、結婚式などに使われた
1404年に建造された建物ですが、
1902年にギルドは解散、
現在はエストニア歴史博物館になっています。







市議会薬局

現役の薬局ではヨーロッパで最も古いものの一つで、
1422年の記録に現れた時点で、
3人目の主人が経営していたとか。
現在も薬局として営業されています。

ロシアの皇帝は、こちらの薬局で薬を注文をされ、
ピョートル大帝の死の床にも呼ばれたとか。







看板にもなっているこのマーク、
これで薬局とわかるのですね。

通常の薬の他にハーブティーや
15世紀のレシピで作られたスパイス入りのワイン
「クラレット」なども売られています。

エストニア・タリン

2016.9.25
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