この日の宿は、「岩室温泉 ゆもとや」
北陸街道沿いにある300余年の
古湯の歴史が息づく“新潟の奥座敷”で
弥彦参りの人々で賑わってきました。
紅葉の名所として知られる弥彦公園もみじ谷は、
紅葉のシーズンはライトアップが行われ、
幻想的な世界を楽しめるようで混雑していました。
宿の方に伺うと朝から渋滞していたとか。
このような月夜の晩の紅葉のライトアップは、
さぞかし良かったはずですが、
時間も遅くなり宿へ直行しました。
ゆったりの~びり温泉を楽しみたいし、
お食事前には湯に浸かっておきたいです。
開湯300年を機に新たな源泉が
開湯したという岩室温泉。
岩室温泉のはじまりは、1713年白髪の老翁が、
庄屋高島庄左衛門の夢枕に立ち、
お告げ通りにその地を探すと一羽の傷ついた雁が、
源泉に浴して傷をいやしていたことから源泉を発見。
その源泉は、宿の裏手に温泉公園として
大切に保管されているとか。
お部屋は、本館やひこ館。
程良い広さと落ち着いた雰囲気です。
茶菓で一服し、温泉を堪能しましょう。
入浴前には少し甘いモノをとるのは重要。
入浴すると血糖値が下がるので、
血糖値を上げてから入浴。
お茶をいただくのもカラダを温める効果もあり、
理にかなったサービスなのです。
岩室温泉の泉質は、含硫黄ナトリウム、カルシウム塩化物泉。
切り傷、末梢神経障害、冷え性、アトピー性皮膚炎、
うつ状態などにも効能があるようです。
木のぬくもりを感じさせる大きな丸太の露天風呂など
自然の解放感を感じることができる大浴場の「夢殿」に入り、
カラダも十分に温まったところでお食事処へと向かいます。
新潟県新潟市西蒲区岩室温泉91-1
新潟 岩室温泉 ゆもとや
2017.11.3