まるみのあっちこっち巡り

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世界遺産 アテネのアクロポリス<ギリシャ>

2018-05-02 00:09:41 | 訪問した世界遺産



ギリシャ語で「高い丘の上の都市」を意味する
アクロポリスは、紀元前15世紀には都市建設とともに
外部の侵略を防ぐ要塞、砦として築かれました。

紀元前8世紀頃から次々と神殿が建てられ、
丘全体がアテネの守護女神アテナの
聖域として人々の信仰を集め、
整備されていきました。







アクロポリスの中心部に建つパルテノン神殿は、
ヨーロッパ建築の最高傑作で、
後世の建造物の規範ともなったものです。

直線的な柱のように見えるドリア式の列柱ですが、
柱の中間にはふくらみがあり、
上部が細くなっています。

柱の直径は約2m、高さは約10m、
柱の表面に彫られた20本の溝が建物全体に曲線美を与え、
少し内側に傾いている柱が、屋根の重さを支えるために
役立っていたりと精巧な建築技術に驚愕です。







エレクティオン神殿の優美なイオニア風の
衣装をつけた女神柱ですが、神殿にあるのは複製、
本物は5体がアクロポリス美術館に、
1体が大英博物館に収蔵されています。

世界文化遺産 1987年登録

ギリシャ

訪問日 2017.7.5

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