「城壁ウォーキング」の始まりです。
城壁の出入口は急な階段になっていますが、
この風景が広がっているのですから
歩かないわけにはいかないと思います。
炎天下の中の「城壁ウォーキング」は、
熱中症対策は必要不可欠です。
帽子やサングラスをお忘れなく
城壁の長さは約2㎞、ゆっくりまわって約1時間程、
アップダウンもあり、渋滞する箇所もあります。
城壁への入り口は3カ所しかなく、
時計と逆回りにしか進めません。
アドリア海の真珠とうたわれ、ベネチアと
海の覇権を競ったドゥブロヴニク。
要塞都市でもあり海に突き出した部分は
周囲を防壁で囲まれています。
ボスニア・ヘルツェゴビナの唯一の海港である
ネウムが回廊状態で分断しているため、
クロアチア本土と陸続きではなく、
飛び地となっています。
旧市街はオレンジ色の瓦屋根の家々が並び、
8~16世紀の増改築を繰り返して建造された
城壁に囲まれた要塞都市です。
「お疲れ様です」と、思わず声を掛けたくなる
そんな風景に出くわしてしまいました。
オレンジ色の屋根と石積みと家並みが
紺碧の海と対比し、見事なまでの景色ですが、
1991年、ユーゴスラビア崩壊後には
戦場となったドゥブロヴニク。
美しく復旧し、再び世界遺産の街になったのです。
旧市街の街並みを一望するならロープウェイで行ける
スルジ山の展望台へ行くのが良いようですが、
15時には出港しますし、行くのは厳しそうです。
クロアチア・ドゥブロヴニク
2017.7.7