明治時代の文化や歴史を建築に集約した観光名所、
建物の屋外博物館である博物館明治村へは、
名鉄犬山駅から岐阜バス「明治村」行きで約20分、
名古屋駅から直通バスもあります。
のりもの一日券付き入村券(大人2700円)を購入し、
村営バスに乗車し、終点まで行きます。
村営バスは20分間隔で運行されます。
簡単なガイドもあり、見学したい建造物をチェック
正門から北口まで徒歩で約20分です。
帰りは、終バスに乗り遅れたので歩きましたが、
敷地面積は約100万㎡ありますので、
乗り放題の一日券はおススメです。
村営バスの終点である帝国ホテルです。
婚礼衣装で写真撮影のようですね。
明治村では結婚式や披露宴もできるそうです。
1923年、4年間の大工事の後に完成した
アメリカ人の建築家ライト設計の帝国ホテル中央玄関は、
東京都千代田区内幸町から十数年の歳月をかけて移築再建、
今日でも在りし日の面影を偲ぶことができます。
メインロビー中央には三階までの吹き抜け、
その個々の空間は、床の高さ、天井の高さがそれぞれに
異なり、大階段、左右の廻り階段を昇る毎に視界が開かれ、
ロビーの雰囲気を盛り上げています。
NHKドラマ「花子とアン」、「まんぷく」などの
ドラマや映画のロケにも使われているので、
どこか懐かしい雰囲気も漂います。
落成記念披露宴が開かれる日に関東大震災に襲れ、
周辺の多くの建物が倒壊、火災に見舞われたりする中で、
小規模な損傷はあったもののほとんど無傷で、
変わらぬ勇姿を見せていた帝国ホテル。
まるみが宿泊したことのある帝国ホテルは、
その後に立て替えられたものですが、
パンフレットにもこちらの写真が掲載されていました。
学ぶことの多い記憶に残る思い出のホテルです。
コーヒーが飲みながら、村内地図を見て、
どこを見学するべきか決めておきましょう。
北海道の3種のチーズを使用した
北海道チーズケーキ。
下はベイクド、上はムースタイプ、
2つの食感を楽しめ、美味しかったです。
明治時代には「氷コーヒー」が飲まれていたと
考えられるような文献が存在しているとか。
カフェに入るとついつい長居をしてしまいますが、
見学できる施設は68、明治体験、建物ガイド、グルメ、
京都市電に蒸気機関車にも乗りたいし、
一日で全部を見学するのは無理のようです。
愛知県犬山市内山1番地
2019.3.22