西島秀俊と佐々木蔵之介の共演に超有名俳優が大量に出演、
空母とは言え、船が出てくるので観たいと思っていたのですが、
レビューが散々なためか封切りから4週というのに
午前中1回の上映になってしまっていました。
原作ファンにとって映画化は、とかく期待外れになるもので、
厳しい評価を下してしまうことが多いように思いますが、
憲法改正の是非が議論されている今だからこそ
観ておきたいと思える作品でした。
国籍不明の軍事勢力から攻撃を受け、
波留間群島の一部を占領、海上保安庁の隊員が捕らえられ、
防衛出動を命じられた航空機搭載護衛艦「いぶき」の
決死の覚悟で戦う乗組員たちの熱いドラマ。
戦況がどんどん厳しくなる中、どう戦争にせずに、
あくまで戦闘のまま現状を打破していくのか、
攻防の連続に手に汗握り、涙も落ちて・・・。
精鋭ぞろいの自衛隊員を、
豪華メンバーが見事に演じるからこそ
“共闘”していく姿に胸が熱くなりました。
監督:若松節朗
出演:西島秀俊/佐々木蔵之介/本田翼/
小倉久寛/佐藤浩市
2019年/日本/134分
T・ジョイ PRINCE 品川
2019.6.19