2012年、熊川哲也のオーチャードホール芸術監督就任記念として
世界初演を果たしたファンタジー・バレエの傑作「シンデレラ」。
初演で大成功を収め、現在も進化を遂げていると評判で、
多くの観客を魅了し続けているという舞台を鑑賞。
ヨーロッパの第一線で活躍し世界最高峰を極めた
美しき舞姫・中村祥子とダンサーとしてだけではなく
他分野でも注目を集める宮尾俊太郎を筆頭に出演。
子どものころから親しんだ誰もが知る物語に
熊川氏独自の解釈とアイデアが随所に光るストーリー展開。
うっとりとするような舞台に釘付けです。
ユーモアもあり、音楽と一体となった美しい振付、
華やかな舞踏会シーンもまるで魔法にかけられたかのよう。
オーケストラの心地良い音楽とランチの後で
首を垂れてしまう方もチラホラ。
隣の席の方には「ゴメンね」と言われましたが、
シンデレラのような気分で
夢の世界へ行っていたのかしら
指揮:井田勝大
管弦楽:シアター オーケストラ トーキョー
出演:Kバレエ カンパニー
中村祥子、宮尾俊太郎、ルーク・ヘイドン、山田 蘭
Bunkamura オーチャードホール
2019.5.31