まるみのあっちこっち巡り

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博物館明治村 明治ののりもの蒸気機関車に乗車!

2019-06-17 00:15:15 | 日本の鉄道・交通



明治の初め、煙をあげて走る蒸気機関車を
「陸蒸気」と呼んだそうです。
その蒸気機関車が明治村の「なごや」駅と
「とうきゃう」駅の間を連日走行しています。







SⅬ東京駅売店ではお土産を購入する人で賑わっていました。







機関車は二両あるようですが、そのうちの一両、
蒸気機関車12号は鉄道開業の2年後、
1874(明治7)年イギリスから輸入されたものです。

製造所
イギリス シャープ・スチュアート社(Sharp Stewart & Co.)
長さ
7,995mm
重さ
空車時17.49t、運転整備時21.43t
形式
1B形タンク式

明治村HPより







輸入当初の車輌番号は23、新橋―横浜間を走り、
明治42年の車輌の改番で165となり、
明治44年に尾西鉄道に払い下げられ、12号となり、
昭和32年まで使用されていたのだそうです。







蒸気機関車と客車は引き離されます。







今ではあまり見られるなくなってきた転車台ですが、
明治村でその作業風景を見ることができます。







転車台(てんしゃだい)とは、
車両の方向を変えるための機械。







運転台が1箇所に設けてある鉄道車両や自動車の場合、
少ないスペースで運転台を進行方向に
向ける際に必要な設備です。







蒸気機関車の全盛期は、
拠点駅・起終点駅に必ず設けられていました。

明治村の「なごや」駅と「とうきゃう」駅の間を
往復する明治村には2つしかない駅の両方に
転車台が設けられています。

ですから蒸気機関車が駅に入ってきて、
すぐに発車するということはできません。
1時間に2本の発車です。







三等客車ハフ11・13・14

明治村で使用している客車は三両あるそうです。







どこに座りましょうか?







さあ、出発です!

新橋―横浜間を走った蒸気機関車に引かれた
三等客車に乗っているなんて感慨深いものです。







緑の中を走り抜け、鉄橋を渡り、
梅園や明治の建造物などの車窓を楽しみ、
SⅬ名古屋駅へ到着しましたが、
もっと乗っていたいので折り返しました。







そして、再びSⅬ東京駅に到着。
レストランへ走ったのですが、ラストオーダー終了。
レストランへ寄ったために終バスにも去られ、
重要文化財を見ながら正門へと急ぎました。

愛知県犬山市内山1番地

2019.3.22
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