「青の洞窟」を見学し、ナポリからの船が着く
マリーナ・グランデ港へ戻ってきました。
ここから船で「青の洞窟」を目指しましたが、
古い「地球の歩き方」を捲ってみると
バスを乗り継いで、グロッタ・アッズッラへ出て、
手漕ぎボートに乗船する方法もあるようです。
洞窟の上辺りに行列ができていたのは、
このルートを選んだ人だったのだと思いました。
「地球の歩き方」によれば、10日に一度くらいしか
見られないこともあり、満潮の時も欠航するとありました。
カプリ島は東西約6㎞、南北約2㎞の小さな細長い島。
島にはカプリと、その約2㎞程西にある
アナカプリという二つの小さな町があります。
小さな町なので、大型観光バスなど通れません。
小さなコミュニティバスのようなものに乗車します。
島の最高峰はソラーロ山(589m)、他にカッペッロ山(515m)、
サン・ミケーレ山(262m)、ティベリオ山(334m)、
トゥオーロ山(265m)があり、
ケーブルカーで昇ることもできます。
島の高台を中心として、島内随所には
各界著名人などの別荘が点在しているとか。
ローマ皇帝アウグストゥスでさえ、その美しさに魅了され、
その後を継いだティベリウスは26年からこの島で、
隠棲しながら政務を行なったというカプリ島。
輝く太陽と海を求め、
人々はこの島へ来るようです。
イタリア・カプリ島
2018.7.12