改札口を出た瞬間どうしたものだろうと不安になりました。
観光の拠点となる駅のはずなのに観光案内所も
パンフレットの類も何もありませんでした。

タクシー乗り場の向こうに見えるのは土手です。
つまりあそこが渡良瀬川なのですね。
雑誌の切り抜きを握りしめていたので、
イラストレーターの小林泰彦さんの地図をみると
JR足利駅しか記載されていなかったのも分かります。

鉄道を使って足利市を散策すなら
JRの方がいいかも

いや、悩むところです。
路線情報などで検索して
時間を合わせるしかないでしょう。

東武伊勢崎線足利市駅から足利市中心部とを結ぶ中橋は、
橋長296.08mと長く、風に煽られるようにして歩くことに。
森高千里さんによって有名になった渡良瀬橋は上流側、
下流側には田中橋がそれぞれ架かっています。

渡良瀬川は、北関東を流れる利根川水系
利根川支流の一級河川、流路延長107.6kmあり、
利根川の支流中で、鬼怒川、小貝川に次ぐ第3位の長さ、
流域面積は利根川の支流中では最大だそうです。

足利氏発祥の地である足利市は、
日本最古の学校といわれる足利学校をはじめ、
足利氏宅跡の鑁阿寺(ばんなじ)など、
歴史的建造物が多く残る街ですが、
電車に揺られて来てみると印象も変わりました。
2019.12.15
栃木県足利市