まるみのあっちこっち巡り

ー32,000枚を超える写真とともに綴るお出かけブログー

映画 ザ・タウン

2011-02-13 00:36:39 | 映画(劇場鑑賞)
知られざる驚愕の<現実>から生まれた、魂を撃ち抜くクライム・ドラマ!
全米初登場№.1のアメリカらしい映画です。

しかし、公開4日目なのに観客が10人足らずです。
打ち切られるのが早いかもしれませんね。

監督2作目、脚本も手がけ、主演も果たしたベン・アフレック。

カーチェイスあり、迫力ある銀行襲撃シーンあり、
恋のいくえも気になるし、仲間を裏切るのか、
忍び寄る裏社会の掟など最後まで目が離せず、
あっという間の125分です。

強盗を親から子へ家業のように引き継ぐ街。
外国へ行くと観光客は、決して足を踏み入れてはいけない場所があります。
観光客だけでなく、そこに暮らす人々も近寄らない場所です。
こういう映画を観ていると、まだまだ日本は安全だと思ってしまいます。

人は生まれ持った宿命から逃れ、人生を変えることもできると
信じたいのですが、この映画の結末は…

ベン・アフレックが、才能のある人なのもわかりますが、
まるみの目をひいたのは、犯罪仲間を演じたジェレミー・レナー。
2年連続のオスカー候補、受賞はまだ先になるでしょうが、
今後もその演技に注目したいと思います。

2011.2.8
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ホワイトイルミネーションとやま

2011-02-12 00:02:33 | お出かけ 中部

富山市城址大通りで2月28日まで開催中です。
17時~23時まで24万球のホワイトイルミネーションが
冬の富山の夜を華やかに彩ります。





ホテルにチェックンインして、すぐに夜の街へ。

観光バスの中でグッスリ眠っていたので元気です。
外は寒いですが、この灯りが心も温かくしてくれます。





滝廉太郎の「荒城の月」の着想の元になった
城の一つといわれる富山城もライトアップされ、
さらに美しい姿を見せてくれます。

学生時代に見学したことがありますが、
こんなに綺麗だったかしらと思ったので調べてみると、
リニューアルされていたようです。





通りを歩いている人はほとんどいませんが、
一組カップルが、写真を撮りたいのに占領しています。
邪魔をしてもと思い時間をつぶします。

やっと写真が撮れました。
夜食を食べるためにホテルに戻りましょう。

富山県富山市

2011.2.4
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ANAクラウンプラザ富山

2011-02-11 00:03:16 | ホテル・旅館

富山市の中心部、富山城址公園を望む19階建てのホテル。
駅からはタクシーか市内を走るセントラムを利用。
世界50ヶ国376ホテルを展開するクラウンプラザのサービスクオリティー。

クラウンプラザを利用したのは、6年前のクライストチャーチ。
市内で一番グレードの高いホテルで、快適に3連泊過ごしました。

当時はまだ日本にクラウンプラザはなかったのですが
全日空ホテルと融合して誕生したホテルで、
宿泊したいと思っていました。





部屋はゆったりとしていて、インテリアも落ち着いた感じです。
富山の街一帯を見渡すことのできる眺望、
季節によっては雄大な立山連峰が窓一面に広がるそうです。

夜用ほうじ玄米茶、朝用抹茶入ミント緑茶、コーヒー、
アイウォーマーや入浴剤も用意されています。

朝食は、1階の「カフェ・イン・ザ・パーク」にてブッフェスタイル。
メニューも豊富で、美味しかったです。

朝食にはおかゆをいただくのですが、中華粥のみでした。
中国からのお客様を意識されてのことでしょうけれど…

富山県富山市

2011.2.4泊
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五箇山合掌の里(食事)

2011-02-10 00:41:35 | お出かけ 中部

世界遺産五箇山菅沼集落にある
合掌造りの生活を体験できる宿泊施設を備えた
「合掌の里」が本日の夕食会場です。

山菜に川魚、古代米にはきな粉をかけて食べるそうです。
きな粉には、食物繊維が多く含まれていますし、
ミネラルも豊富ですから世界的にみても有数の豪雪地帯に
暮らす人々の生活の知恵なのでしょうね。

きな粉餅や安倍川餅などもありますし、
もち米を含む古代米にも合うのでしょう。





しかし、まるみとしてはかけたくなかったです。
ゴマであえた里芋も甘くて…
甘いものは苦手なので、お茶をガブガブ飲まないと…。

水分を過剰に摂取すればトイレが近くなるし、
2~3メートルも雪が積もっている中でライトアップされた
五箇山菅沼集落の写真を撮ろうというのに…。

食事の開始が5時で、食事が済んだ人からライトアップへ。
食べるのが超遅いまるみは、案の定最後です。
団体ツアーが好きではない理由の一つでもあります。


      


あっ、道の駅万葉の里高岡で大仏コロッケを食べました。
これも甘かったのですが、おやつだから許せます。

高岡のコロッケ消費量は日本一というデータもあるようで
柴田理恵さんや相田翔子さんも絶賛されたとか。

五箇山合掌の里
富山県南砺市菅沼855

2011.2.4
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世界遺産菅沼集落ライトアップツアー

2011-02-09 00:17:50 | お出かけ 中部

初めて西武グリーンツアーに参加してのバス旅行。
バスに乗るなら大好きな西武の
レオ君マークのバスにしたかったのです。

今回のツアー参加客は24名ですが、45人乗りのバス。
バスガイドさんも添乗員さんもいて、サービスも良かったです。
常連客の方の話によると他社の場合24名だと中型バスになるとか。





3ヶ所の出発地で乗客を乗せたバスは、
高速道を走り富山へと向かいます。
途中、名立谷浜SAにて自由昼食です。





最初の観光地は、高岡市の加賀藩二代目
前田利長公の菩提寺である端龍寺。

仏殿、法堂、山門の3棟が、近世禅宗様建築の代表作で、
1997年に富山県下で初の国宝に指定されました。





「これが几帳面の語源です」などと専任ガイドさんの
説明を聞けたのは団体ツアーだからでしょうか。

角柱の角そのものは残すように両側に段をつけたもので
細部まで丁寧に仕上げているところから
几帳面の言葉が生まれたそうです。

次に、五箇山・世界遺産菅沼集落の
ライトアップ「雪あかり」の見学と食事。

風もなく天候にも恵まれて、雪景色を楽しむことができました。
今年は例年にない大雪で、住民の方々は
大変な思いをされているようです。

2011.2.4
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四季の五箇山雪あかり

2011-02-08 00:25:50 | 日本の祭り・イベント

その昔、雪に閉ざされていた五箇山、
この雪景色こそ多くの人に見て欲しいと
地域住民が手作りで始められた
「雪あかり」のイベントに行って来ました。

五箇山 菅沼合掌造り集落は、昭和45年に国の史跡に指定。
人の住む合掌造りの家屋と、
その周辺の景観は伝統的集落の価値が高く、
平成7年には世界遺産に登録されました。





五箇山ICから合掌の里の駐車場まではすぐです。
駐車場から6分程歩き、トンネルを抜けると
菅沼合掌造り集落が見えてきます。

餅つき大会や五箇山民謡などの催しがあるため、
カメラマン達が三脚を置いて早くも場所取りを始めています。





地元のお母さん達が心を込めて作った
ecoキャンドルの優しい灯り





この合掌造りは、男子は入れません!
だって、女子トイレですもの。

この日は、バスツアーなど許可されたバスのみが駐車できる日です。
続々と観光バスが入って来ます。

まるみの国内旅行は個人旅行が基本ですが、
今回はバスツアーに申し込みました。

勝手がわからず三脚を持参しなかったため、写真がイマイチ。
しかし、この幻想的な雪景色は、写真より鮮明に記憶されるでしょう。

五箇山合掌の里
富山県南砺市菅沼855

2011.2.4
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ちょっと粋な気分で下町情緒が残る浅草を歩く

2011-02-07 00:07:03 | お出かけ 東京

まるみが浅草に出るのに利用するのは、
東京メトロ銀座線の浅草駅。

隅田公園の流し雛、三社祭、ほずき市、羽子板市などの
年中行事や東側を流れる隅田川の吾妻橋から水上バスに乗ったり、
東武伊勢崎線で栃木の温泉に行ったりと度々訪れる場所です。





浅草寺の山門である雷門、
右側に風神、左側に雷神が祀られています。
中央の赤い提灯の重さは700kgもあるとか。
このあたりは、人力車の客引きが多いところです。





雷門から浅草寺まで続く約250メートルの参道が仲見世で、
江戸時代から200年以上も続く商店街です。

江戸玩具、人形焼、小間物、土産物などの
小店が軒を連ねています。
その脇道にそれてこそ面白みが増すのですが…。





浅草寺で参拝を忘れてはいけません。
628年に創建された都内最古の寺院で、
「観音さま」と親しまれています。

年間約3,000万人もの参拝客が訪れるそうです。
7月9・10日に参拝すると、46,000日分のご利益があると
言われ、ほおずき市が開催されます。
(まるみ一生ご利益があるはず

浅草もスカイツリーの撮影スポットがたくさんあります。


       


浅草演芸ホールの寄席でひと笑いするも良し、
懐かしさと新しさが混在する浅草花やしきで遊ぶのも良しです。

お泊りは「浅草ビューホテル」がオススメ、
眺望が素晴らしく、料理も美味しかったと記憶しています。

東京都台東区
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国会議事堂に行って来ました

2011-02-06 00:01:02 | お出かけ 東京

1月24日から通常国会が開幕しました。
以前は、このようなニュースはスルーでしたが、
衆議院議場は、テレビで見るより狭い感じだと改めて思いました。

現在の建物は、1936年に竣工、建築物としても美しく貴重なものです。

中央玄関は、普段は閉められていますが、
国会の開会式に天皇陛下をお迎えするとき、
選挙後の国会招集日、外国の元首などのご訪問の際に開かれます。

国会の開会式前の参観日だったので、
天皇陛下をお迎えするためだけの絨毯まで見学できました。
内部の写真を撮ることはできません。
(警備員が近くにいます)

国会の柱などには化石が多く含まれていることから
「化石の宝庫」とも呼ばれているそうです。

議事堂内の廊下には、階段などを含めて
約4キロメートルにわたって赤い絨毯が敷かれています。
(1m、22,000円とか
掃除も大変だし、敷かなくてもいいのにと思うまるみです。

国会議事堂 
千代田区永田町

2011.1.22
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日本最古の池泉回遊式庭園 

2011-02-05 00:51:52 | お出かけ 近畿

幕末の動乱による焼失を免れた日本最古の池泉回遊式庭園です。

中国の「竜門」に見立てた石組みとともに、
水墨画の世界を演出しています。

国の史跡・特別名勝第一号にも指定、
1994年世界遺産に登録されました。

天龍寺
京都市右京区

2012.12.17
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江戸東京博物館 2011年NHK大河ドラマ特別展 江 姫たちの戦国

2011-02-04 01:04:52 | ミュージアム
伯父に信長、義兄に秀吉、義父に家康…
戦国のスーパーセレブ・江の大河ドラマがスタートして早1ヶ月。
江戸東京博物館で2月20日まで行われている
特別展に行って来ました。

浅井三姉妹といえば、秀吉の側室となった茶々がすぐに頭に浮かびます。
江は、二代将軍秀忠の妻で、三代将軍家光の母で、明正天皇の祖母。
このようなスーパーセレブであっても残された資料が僅かで、
江というより浅井三姉妹を取り巻く人々の展覧会です。

江に関連するものは、常高院(初)に宛てた直筆の手紙と
崇源院宮殿だけで、春日局の資料のほうが多いのは皮肉です。

これまでも小説やドラマで描かれる江は、
プライドが高くヒステリックな印象で、
興味の持てる女性ではありませんでした。

この展覧会で何か新しい発見をと期待したのですが、
ちょっとがっかりでした。
ドラマとは関係ないからか江の男の兄弟には触れてもいません。

外は今にも雪が降りそうな気配で寒かったので、
両国で鍋を食べて帰ることに、今回もドラマは録画再生です。

江戸東京博物館
 東京都墨田区横網1-4-1

2011.1.30
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網走国定公園 小清水原生花園

2011-02-03 13:53:42 | お出かけ 北海道

オホーツク海と濤沸湖(とうふつこ)に挟まれた砂洲に広がる
小清水原生花園は、北海道遺産に選定されています。





原生花園の中を釧網本線の列車が走っています。
原生花園駅は、5月1日~10月31日までの臨時駅です。
(4月~11月は小清水原生花園が閉園)





国道244号線も通り、その両側が原生花園、
牧草地帯も広がっています。





6月下旬から7月下旬の間、ハマナス、ヒオウギアヤメ、
エゾキスゲなどの花々が咲きます。





小清水町花であるエゾスカシユリも咲いてしました。





日本最北の鳴り砂浜、鳴らさないわけにはいきませんね。
短い夏を楽しむ北海道の旅を満喫です。

北海道小清水町

2006.7.5


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映画 僕と妻の1778の物語

2011-02-02 00:05:23 | 映画(劇場鑑賞)
この物語はSF作家・眉村卓氏と
がんで逝去された悦子夫人の実話がベース。
ご夫婦の奇跡と感動の記録が、サクと節子の物語として映画化。

「人は笑うと免疫力が上がる」という医師の言葉を信じ、
1日1編の短編小説を毎日欠かさず妻に贈り続けて、
1年と宣言された余命を5年に履したという奇跡が起こりました。

サクと節子を見ていると、このようなカップルが存在したら
この物語もありかなと思います。
切ないはずが、穏やかな気持ちで観ることができました。
ファンタジー映画というべきなのかしら?

愛する人の死に直面した時、何をすることができるのか…。
あまりに難しく、できるのなら避けたい問題です。

まるみとしては、この映画は予告のシーンだけで十分でした。
他の映画を観れば良かったなと、まあ、こんな日もあります。

「なぞの転校生」や「ねらわれた学園」などは、中学生の頃に読みましたが、
映画の原作になる「妻に捧げた1778話」は、
今、読みたいと思う本です。

T・ジョイ大泉

2011.1.28
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大倉集古館 煌めきの近代~美術からみたその時代

2011-02-01 00:03:07 | ミュージアム
幕末・明治から昭和に至る時代に
美の面から焦点をあて、新しい日本の
夜明けを創造した人々の息吹に迫る展覧会です。

橋本雅邦、下村観山、小林古径等が残した近代日本画の数々。
高村光太郎・光雲の彫刻、西郷隆盛や勝海舟の筆跡、
技巧の冴えわたる工芸品も展示されています。

横山大観の「秋色」は、2月1日~27日
「夜桜」は2月22日~3月21日の展示となり、
見ることが叶わなかったのが残念でした。

しかし、伊藤若冲の「乗興舟」に出会うことができました。
不思議なモノクロームの風景に、しばし目を奪われてしまったのです。

「拓版画」という技法で作られた作品です。
若冲は、中国から輸入された作品を
観る機会があったのではとのことです。

このようにして、思いがけずに若冲の作品に出会えることが
まるみの美術館散策の楽しみの一つです。

大倉集古館 
東京都港区虎ノ門

2011.1.28
 
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