‘06/07/23の新聞記事から
米国
BSE対策 相次ぎ後退
検査縮小に消費者不安「個体識別」も混迷
【ワシントン22日共同】米国産牛肉の対日輸出が月末にも再開される見通しの中、米国内では「食の安全」の鍵を握る牛海綿状脳症(BSE)対策が後退する事例が相次いでいる。
政府や業界が費用負担を嫌ったためで、安全性に問題はないと繰り返す政府の姿勢に消費者団体などは反発を強めている。
対策費用はこれまでの約5分の1、年間1700万ドル(約20億円)にとどまる-。
ジョハンズ農務長官はBSE検査を8月後半から縮小することについて、声明の中で「節約効果」を強調した。
米国
BSE対策 相次ぎ後退
検査縮小に消費者不安「個体識別」も混迷
【ワシントン22日共同】米国産牛肉の対日輸出が月末にも再開される見通しの中、米国内では「食の安全」の鍵を握る牛海綿状脳症(BSE)対策が後退する事例が相次いでいる。
政府や業界が費用負担を嫌ったためで、安全性に問題はないと繰り返す政府の姿勢に消費者団体などは反発を強めている。
対策費用はこれまでの約5分の1、年間1700万ドル(約20億円)にとどまる-。
ジョハンズ農務長官はBSE検査を8月後半から縮小することについて、声明の中で「節約効果」を強調した。