警察庁幹部 韓国へ

‘06/05/10の新聞記事から

警察庁幹部　韓国へ
拉致事件で情報交換

北朝鮮による拉致事件で警察庁は９日、韓国の治安当局と情報交換するため、広畑史朗外事情報部長と吉岡健一郎拉致問題対策室長ら４人を１０日から数日間、韓国に派遣すると発表した。
拉致被害者横田めぐみさん=失踪当時(１３)=の夫が韓国人拉致被害者金英男さん=同(１６)=である可能性が極めて高くなったことを受け、警察庁は一連の拉致事件の全容解明には韓国当局との連携を強化する必要があると判断した。

六ヶ所村核燃訴訟

‘06/05/10の新聞記事から

六ヶ所村核燃訴訟
住民側二審も敗訴
仙台高裁　「安全審査　誤りなし」

日本原燃のウラン濃縮工場(青森県六ヶ所村)をめぐり、核燃料サイクル施設に反対する各地の住民７７人が、国に事業許可の無効確認と取り消しを求めた訴訟の控訴審判決で、仙台高裁の大橋弘裁判長は９日、「安全審査に見逃せない誤りはない」として住民敗訴となった一審判決を支持、控訴を棄却した。

１０００円札、４万枚印刷ミス 印刷局

‘06/05/10の新聞記事から

１０００円札、４万枚印刷ミス　印刷局
全量流通　一部自販機使えず

独立行政法人の国立印刷局は９日、流通している千円札のうち３９，５００枚に、一部の自動販売機や現金自動預払機(ＡＴＭ)で使えない印刷ミスが見つかったと発表した。
印刷ミスで使用上問題がある大量の紙幣が流通したケースは初めてという。

使用できる自販機もあり、店頭などでも通常通り取り扱われる。
日銀は回収など特別な措置は取らないが、希望者は日銀の本支店で交換できる。

印刷ミスが見つかったのは、２００５年９月１２日と１０月３日に滝野川工場(東京都北区)で印刷した千円刷。
今年１-２月に日銀に納入、すべて流通している。

共謀罪 乱用なお懸念

‘06/05/10の新聞記事から

共謀罪　乱用なお懸念
「法的歯止めを」　衆院法務委参考人質疑

殺人など重大犯罪の実行行為がなくても謀議に加わるだけで処罰可能な「共謀罪」新設を柱とした組織犯罪処罰法などの改正案について、衆院法務委員会は９日、参考人質疑を行った。
捜査当局の「恣意的運用」への懸念や「拡大解釈」の可能性など問題点が浮き彫りになった。

藤本哲也中央大教授が賛成、連合の高橋均副事務局長、ジャーナリストの桜井よしこ氏が反対の立場でそれぞれ見解を述べた。

母娘不明、殺人か

‘06/07/24の新聞記事から


母娘不明、殺人か
岩手　自宅に大量の血痕

岩手県洋野町種市49、会社員上野紀子さん（52）と二女の同友紀さん（25）が行方不明になり、自宅に大量の血痕があったことなどから、久慈署は23日、殺人事件の可能性があるとみて被疑者不詳の殺人容疑で自宅を現場検証した。

久慈署は、紀子さんか友紀さんが何らかのトラブルに巻き込まれた疑いが強いとみており、二人の行方を捜すとともに、交友関係を慎重に調べている。