備 忘 録"

 何年か前の新聞記事 070110 など

溶岩流出3万人避難 ジャワ島中部

2007-03-11 19:26:25 | 災害
‘06/05/14の新聞記事から

溶岩流出3万人避難
ジャワ島中部


【ジャカルタ13日共同】インドネシア火山局は13日、ジャワ島中部のムラピ山(標高2,968㍍)で溶岩が流出するなど火山活動が活発化したとして、危険度を最高レベルに引き上げた。

これを受け各自治体などが住民に避難を勧告、中ジャワ州当局によると約33,000人が今後2日間で避難する見込み。

ムラピ山はジャワ島の代表的な活火山で、世界遺産の仏教遺跡ポロプドールなどを訪れる観光客が集まる古都ジョクジャカルタ近郊。

過去千年間で数回の大噴火が起きており、1930年には1,300人以上が死亡した。近年も数年おきに噴火を繰り返しており、94年の噴火では60人以上が犠牲となった。
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サマワ 警察を一斉襲撃

2007-03-11 19:24:06 | イラク
‘06/05/14の新聞記事から

サマワ 警察を一斉襲撃
サドル師派か 銃撃戦、2人負傷


【サマワ13日共同】陸上自衛隊が駐留するイラク南部サマワで13日未明、武装グループが警察の建物や検問所、パトカーなどを一斉に襲撃、応戦した警察と銃撃戦となった。
警察によると、子供を含む2人が流れ弾などで負傷した。
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狂牛病「プリオン説」に否定的

2007-03-11 19:22:58 | 牛肉
‘06/05/14の新聞記事から 抜粋

青山学院大理工学部教授 福岡伸一

狂牛病「プリオン説」に否定的
「別の病原体」の可能性


狂牛病。福岡さんはこの病気をあえてそう呼ぶ。
いまだに多くの謎があり、「そう呼ばれ、恐れられる理由がある」と考えるから。

「伝達性海綿状脳症」と総称されるこの病気は、種を超えて発症する。
羊のスクレイピー病。ヒトのヤコブ病。シカやミンク、猫、リスでも確認されている。
いずれも脳が侵されてスポンジのようになり、死に至る。治療法はない。

病原体は「プリオン」というタンパク質とされる。
遺伝子のない無生物だが感染性があり、立体構造が変化した異常プリオンタンパク質が脳に蓄積して病気を起こすという。
発見者はノーベル賞を受けた。

福岡さんはこの「プリオン説」に疑義を唱える。
病原体の存在の立証には「コッホの三条件」といって、①病気の個体から必ず検出される②分離、精製して他に接種すると発症する③接種で発症した個体から再び同じ病原体が検出される―が必要だが、「①はともかく、②③は誰も成功していない。」
狂牛病の人為的な発症は道立畜産試験場などで成功しているが、病原体の分離、精製は行われていない。

病気にかかった牛の脳には確かに異常プリオンタンパク質が蓄積されている。
だが、それは原因ではなく、結果ではないのか。
実際はほかに病原体があるのではないか―と福岡さんは考えている。

プリオンが原因ではなければ、現在の対策は根底から崩れる。
「特定危険部位」はたまたま症状がそこに出ているだけで、他の部分に病原体が潜んでいる可能性がある。
とても安全とは言えない。

そんな中で、米国からは牛肉輸入再開の圧力がかかる。
「全頭検査は非科学的」などと頭ごなしに決めつけながら。

「米国政府の主張こそ、非科学的です。米国では狂牛病の汚染規模がそもそも不明。
汚染源とされる肉骨粉にしても、豚や鳥などが原料の物を牛に与えたり、牛の物を豚などに与えたりは今も合法。
製造段階の混入や飼育現場の誤用で、牛が牛の骨肉粉を食べる危険は今も高い。発症のメカニズムが解析できていない以上、全頭検査は譲ってはいけない。」

この病気の背景には、自然の摂理に反した行為が相次いでいることがある。
肉骨粉の使用による牛への「共食い」の強制。
国内での肉骨粉禁止後も輸出を続けた英国の非道。
同列には論じられないが、食人の習慣のあったニューギニアの部族にヤコブ病と同じ症状が頻発したこともある。

病原体は極めて見つかりにくい性質を持つ未知のウィルスではないかと推理している。
DD法という、病気の細胞と健康な細胞の遺伝子の違いをくまなく調べる方法で、発見に挑む。
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