’07/11/10の朝刊記事から
関東学院大ラグビー部試合自粛
大学の判断に甘さ
〈解説〉全国大学選手権で6度の優勝を誇る関東学院大ラグビー部の部員が大麻取締法違反で現行犯逮捕された事件で、大学側は9日夜、今季の残り試合に出る意向を一転させ、出場を自粛することを決めた。
大学側と、管轄する関東ラグビー協会との間には事件の重さについての認識に大きな隔たりがあり、大学側には判断の甘さがあった。
春口広監督は当初「他の部員の希望を奪うことはできない。彼らに罪はない」と強調、自身がグラウンドでの指導から身を引くことで幕引きを図り、チームに大会出場の望みを残そうとした。
全国大学選手権2連覇を目指していた選手たちの努力を知る監督が、連帯責任を問いたくなかったのも無理はない。
だが、