ヴェトナム Kodak DC4800
'07/01/04の朝刊記事から
富士山の滑落遭難会社員男性を救助
雪食べ飢えしのぐ
富士山の山梨県側で滑落が相次ぎ1人が死亡、2人がけがをした遭難事故で、富士吉田署は3日朝、8合目付近で滑落し身動きが取れなくなっていた横浜市金沢区の会社員東海林文雄さん(33)を救助した。
東海林さんは甲府市内の病院に運ばれたが、骨盤骨折や両手足の凍傷で重傷。
富士吉田署によると、東海林さんは1日午前7時ごろ、初日の出を見るため富士山を登山中に2、300メートル滑落した。
雪穴の中で寝袋にくるまり、服のポケットに入っていた非常食や雪を食べて飢えをしのいだという。
2日に同署員らが8合目付近まで登ったが吹雪で視界が悪く、県警ヘリコプターも気流の影響で近づけなかったため、救助活動を中断。
3日早朝から再開した。