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’08/04/30の朝刊記事から
十和田湖で鳥インフルのオオハクチョウ
強毒 H5N1型確認 養鶏農家対策に全力
秋田県の十和田湖畔で見つかったオオハクチョウの死骸から検出された鳥インフルエンザウイルスが、強毒性のH5N1型であることが29日、独立行政法人「農業・食品産業技術総合研究機構」の動物衛生研究所(茨城県つくば市)の調べで分かった。
国内でのH5N1型ウイルスの確認は、昨年3月、熊本県で見つかった野生のクマタカ以来。
同型は鶏に対し毒性が強く致死率も高いため、農林水産省と秋田県などは、養鶏場への拡大防止策を徹底するが、今のところ鶏への感染は確認されていない。
十和田湖畔では21日、オオハクチョウの死骸3羽と衰弱した1羽が見つかった。
同研究所がそのうちの3羽について鳥インフルエンザウイルスの保有状況を調べていた。
県によると、オオハクチョウから検出したウイルスを鶏8羽に接種し、10日以内に6羽以上が死んだ場合、鶏に対し強毒性だと判定されるが、今回は1日目に7羽が死んだという。