ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

気骨を見せろ

2009年07月16日 | 戯言
今、どんな動きをしたところで国民目線からはガタガタにしか映らないということを自民党の議員の方々は未だに理解できていないようです。
下手な駆け引きは百害あって一利なしだと思います。

特に両院議員総会開催に署名したくせに、ちょっとバイアスがかかるとそんなつもりではなかったと署名を取り下げた方々、どんなつもりだろうとそのつもりを総会でキチっと表明すれば良いだけのこと。国会議員ともあろう先生方が署名をそんなに安直になさるんでしょうか。
取り下げてエクスキューズした時点で、国民より己が可愛い一番の日和見だということが国民には見透かされるだけです。

ぶざまだろうと何だろうと、真剣に国を憂う議論を戦わせたらよろしいことです。それこそ、政権が目の前にチラついて夢ばかり語る民主党には実はできそうでできないことです。
麻生さんの責任問題なんかちっちゃな問題、今の自民党が国民の付託に応えられているかどうかの議論こそすべきなのだと思います。

宮崎県知事も立ち位置を認識し始めたようですが、知事が国政に意欲を示して条件を出した時に、鼻で笑って修行したまえよと言った国会議員さんの国を思う気骨を是非ここで見せて欲しいものです。
こういう時になると、その議員さんはホントに影が薄いように感じるんですけどね。

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<津島、古賀両派で署名取り下げの動き 両院総会要求巡り>
朝日新聞 http://www.asahi.com/ 2009年7月16日

 自民党総裁選の前倒しを目指す中川秀直元幹事長らが16日午前、両院議員総会開催に必要な党所属国会議員の3分の1を上回る133人の署名を細田博之幹事長に提出したが、午後になって津島派や古賀派内には署名を取り下げる動きが出てきた。最終的に3分の1に当たる128人に達するかどうかは微妙だ。

 津島派は午後1時すぎ、津島雄二会長が「(署名には)総理総裁をどうするか念頭にない方が大部分だ。総理をどうするかが念頭なら同調できないと言っている。百三十何人集まったという人たちが言うシナリオにはならない」と強調。署名した佐田玄一郎元行革担当相も「(麻生降ろしに)利用されるなら名簿を引き揚げないといけない」と語った。古賀派の議員からも「趣旨が違う」として取り下げを検討する声が出ている。

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低価格競争の過熱に異議

2009年07月15日 | 仕事
<第3のビール、79円で販売 ダイエーが期間限定で>
産経新聞 http://sankei.jp.msn.com/ 2009年7月15日

 ダイエーは15日、独自ブランド(PB)商品の第3のビール「バーゲンブロー ノイヴェルト」(350ミリリットル缶)を17日~8月2日の期間限定で通常価格より10円安い79円で販売すると発表した。

 ビール系飲料の独自ブランド「バーゲンブロー」シリーズの販売量が約10年で3億本に達したことを記念し値下げする。500ミリリットル缶は15円安い110円。値下げ期間中に計約110万本の売り上げを見込む。

 第3のビールをめぐっては、イオンとセブン&アイ・ホールディングスが7月下旬から100円のPB商品を発売する予定で、低価格競争が激しさを増している。
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79円です。酒税込みですから、実質の価格は半分とは言いませんがそれに近いものだと推測できます。何しろ酒税は倍加とは関係なく一切まかりませんから。(笑)
間違いなく清涼飲料より実質的に安いことになります。手間は遥かにかかっているはずなのに。。。

安いことは嬉しいです。特に本来の価値に比べて価格が割安感がある程、嬉しさが増し、手を伸ばしたくなります。簡単なことです。
但し、その価格で手に入ることが判った瞬間、生活者はその価格を超えての価値を認めなくなります。
メーカーに身を置くオヤジとしては寂しいことです。

何しろプライベートブランドと言われるものには基本的にクリエイティビティの欠片も感じません。
そういった価値を産み出すコストは他人任せにして、売れる商品・コンセプトと解った瞬間にコスト面だけに焦点を絞って、その亜流を開発という名のもとに世に出していくのです。

勿論、オヤジだって買う側に回れば、時にそれに手を伸ばします。
生活者にとって安さに相応の品質の信用が伴えば確かなメリットだからです。
その結果、代償として経済の停滞、縮小に繋がります。
回るお金の額が少なくなっていくのですから、考えてみれば当たり前です。

オヤジが言いたいのはムリして高いものを買えということではありません。お金の使い方の選択の視点を少し見直してみるべきなのではということです。
オヤジとて、それがホントに正しいことかの確信はありませんけど。
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ワクワク、ガタガタ

2009年07月14日 | 戯言
今日も会う人ごとに経営統合の話を訊かれます。
オヤジに訊かれても、こっちも判らんというとるのに・・・

いずれにしても両社とも公に交渉をしていることを認めたと報道されておりました。
これからが本当の交渉だと思いますが、実現した時のことをイメージすると結構ワクワクするものがあるのも正直なところです。

一方、国政の方はワクワクするというより、ガタガタきているなという印象です。

今日の選対委員長の突然の辞意と退席というのも、オヤジとしては子供には見せられない茶番劇であります。
かつても党を割ったドタバタはありましたが、現状のリーダー不在のドタバタぶりはマスコミのバイアスを差し引いても、かなりみっともない印象を持たざるを得ません。

反××などという言葉を耳にしますが、そもそも郵政の民意を都合良く解釈し、3人の総理タライ回ししてきたのは、反かどうかとは関係ない自民党そのものです。

党の変革というのは、イデオロギーを変革せよということではありません。党の組織体質を変革せよと有権者が強く思っているということを、頭の良い政治屋さんの集まりなんだから正しく理解して行動していただきたいものだと思います。
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ぶったまげましたわ

2009年07月13日 | 業界
キリンHDとサントリーHDの経営統合交渉、朝刊の見出しを見てオヤジもぶったまげましたわ。
人に訊かれたって、こっちが訊きたいくらい。
都議選での自民党の大敗が無ければ、もっと大きいニュースになっていたかもしれません。
経営者の考える器は、オヤジのような凡庸な中間管理職にはとても発想できるものではありません。

そう言いながら、落ち着いて考えてみれば、これが実現したら規模で見れば凄いことです。
一気にグローバルな競争で互角に戦える規模になります。
そのためのハードルはいくつもあると思いますが、トップ同士がそうありたいという気持ちが強ければ実現するに違いありません。

まあ、会社の社風、社員の気質は、当事者であるオヤジから見ても水と油ほどの違いだと感じますが、ひょっとするとその方がシナジーが際立つのかもしれません。
いずれにしても、今はまだ競合するトンデモナイ「敵」であります。とにかく負けるわけにはいきません。

同じくぶったまげたと言えば、総理自らの7月21日衆議院解散、8月30日投票の総選挙の予告。
号外まで出ましたが、これに呼応してまた自民党内でブーイングの嵐。
どこまでリーダーシップを無くしてしまったんでしょう。

今は総理がマスコミに語る一言一言が白々しく、片意地張った強がりにしか聞えません。

素朴な印象はやはり真剣さを感じないところ。
経験を積んだ老獪さというよりも、変に自信ありそうだけど実はカッコつけてるだけで中味が無いって感じです。
偏見かもしれませんけど、同感って人が結構多いのでは。。。
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音楽することの難しさ

2009年07月12日 | 音楽
昨日に引き続き、朝10時から昼休憩を挟んで14時半までオーケストラの練習でした。
これはもう体力勝負であります。

出だしのモーツァルトは昨日最後の練習でやったので、まだそれ程時間が経っていないからか(笑)それなりに昨日の成果が音になって出ているように感じました。
しかし、マーラーになると指揮者からの指導は専ら昨日に引き続いてもっと思い切り大きな音を出して、もっと体で表現して等々がかなりの比重を占めていましたように思います。

まだまだ譜面を読み切れていなかったり、読めていたとして弾けるまでには至っていないこともあって、とにかく譜面にある音を出すことに一生懸命になっていて、全体的に大人しく纏まって何かを表現したいという意思が見えない状態になってしまっているのですね。

オヤジは、指揮者が盛んに「もっと音楽しようよ。」と求めているのだと思いました。

これ、アマチュアオケを渡り歩いてきたオヤジにとって、実は何処のオーケストラでも多かれ少なかれ起こっていることです。
本番になると爆発できるんですが、その爆発を練習の時も出せて、それも含めて音楽のレベルアップするということがなかなかできない。
ココがプロとの大きな差だと感じます。

次の指揮者練習まではひと月半。
このあたりを忘れてしまわずに見事に一皮剥けられるか・・・オヤジも頑張らなければいけませんわ。
いずれにしろ、2日で8時間以上弾きました。こんなん久しぶりです。
疲れましたわ。。。
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肩がパンパンです

2009年07月11日 | 音楽
今日は午後からオーケストラの練習でした。
普段は火曜日の夜の練習ですが、本番を振っていただく指揮者の練習は今回のように土日でやるのが、このオーケストラのパターンです。

午後2時から7時半まで。
最初の指揮者練習ということでまずは通しでしたが、その後基本的な曲の解釈、奏法の確認を中心に密度の濃い練習でした。
当然途中に休憩は入ったものの、約4時間くらいガンガン弾き詰めという感じ。

今度のメインとなるマーラーの9番はかなり濃い目というかアクのある泥臭い解釈で、とにかくべったりとした音量を要求されるので、弾いている方も正直なところクタクタになります。
でも、濃いマーラーは体力もいりますが、弾いている面白みやそもそもの弾き甲斐が間違いなくある名曲です。

逆にモーツァルトは徹底的に軽快に、躍動感を持たせようとされていました。
まだまだ指が自然と回るところまでいっていないので、その点での疲れが倍増・・・ってな感じでした。

たまに固め弾きするのは、ホントに鈍った老体にはダメージになります。(笑)左肩の筋がパンパンに張っていて湿布薬をガツンと貼っています。
明日も朝から練習だ。。。
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ご愛飲ありがとうございます。

2009年07月10日 | 業界
<キリン、3年ぶり首位 09年上半期 第3のビール好調>
朝日新聞 http://www.asahi.com/ 2009年7月10日

 09年上半期(1~6月)のビール系飲料(発泡酒、第3のビール含む)の市場占有率(シェア)は、キリンビールがアサヒビールを抜いて、3年ぶりに首位に立った。割安な第3のビールを強化してきたキリンが、消費者の節約志向をつかんだ。全体の出荷量は前年同期より0.2%増えたが、過去2番目に低い水準にとどまった。

 シェアで37.4%を獲得したキリンは第3のビールに加え、3月に全面刷新したビール「一番搾り」も好調で前年を上回った。8年連続で年間トップのアサヒは主力のビールで苦戦し、36.8%。2社の差はわずか0.6ポイントで、出荷量でみれば夏場の両社の1日分ほどの開きだ。激しい競争が続いており、年間首位をどちらがとるか予断を許さない。

 サントリー酒類は、第3のビールと高級ビールがともに2けた伸びて12.7%。サッポロビールはエビス以外の唯一の新商品で第3のビール「冷製サッポロ」が予想を下回り、12.0%で、逆転は果たせなかった。

 上半期の総出荷量は、約27億5千万リットル。各社が値上げに踏み切った影響で過去最低となった前年とほぼ並んだ。ジャンルごとのシェアはビールが49.1%と、半期ベースでは初めて5割を割り込んだ。発泡酒も21.8%と前年から減らしたが、第3のビールだけが大きく伸びて29.1%だった。(内山修)
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毎度のことですが、この業界ぐらい定期的にシェア状況を大々的に報道していただける恵まれた(?)業界はないと思います。
世の中にそれだけ関心を持っていただいているということは、大変に幸せなことです。しかも今回はオヤジにとっては嬉しい結果、かつ飲んでいただいたお客様への感謝の報ということでますますありがたいことです。

但し、これは一方で勝った負けたがクローズアップされて、個々の企業がどんな努力をしているのかとは違うところで企業のイメージを持たれてしまうリスクも持っています。

加えて、国内のビール類の市場は年々微減傾向が続いています。
ビール類に限らず、ホントにお酒を飲む方、お酒を飲む量が減っています。それだけでなく、今回は業界全体で微増だったとはいえ、結局単価の安いお酒に急激に流れていますので、必ずしも諸手を挙げて喜べることではありません。

萎む市場でのパイの奪い合いで一喜一憂している場合ではないというのが、ギョーカイ人の立場からの率直な感想であります。
とはいえ、これからいよいよビールの最盛期。ご愛飲の程よろしくお願いします。
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クールビズ

2009年07月09日 | 時事
<クールビズ、「実践」57% 初の5割超え>
日本経済新聞 http://www.nikkei.co.jp/ 2009年7月9日

 内閣府は9日、「クールビズ」に関する世論調査で、職場で「実践している」と答えた人は前回調査(2007年)を10.4ポイント上回る57.0%となり、調査開始以来初めて5割を超えたと発表した。調査は5月28日から6月7日に個別面接方式で実施。2054人から回答を得た。有効回収率は68.5%。

 クールビズを「実践していない」は34.1%で、前回比4.7ポイント増。クールビズの内容について「詳しく知っている」「大体知っている」を合わせた回答者の割合は73.5%、運動の賛否については「賛同する」が同2ポイント減の81.5%、「賛同しない」が同1.1ポイント減の3.4%だった。

 政府の政策目標は09年度に実施率で64~68%。環境省は「達成には職場に限らず、公共空間などでの対策が必要」としている。
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環境に関わる施策には利権がらみの胡散臭いものあります。
これも最初のうちはそんな臭いが紛々としていましたが、要するにくそ暑い時にネクタイなんて首絞めるようなものを付けるのを止めましょうよということで、ようやく世の中で普通になりつつあるということですね。

確かにオヤジの周囲でも、公の席でも主催者がノーネクタイという場面がちょくちょく出てくるようになっています。
そう言いながら、常にネクタイ持参をして、結局その場では締めている小心者の悲しさ。。。

でも、持っているYシャツの半分は、そもそも首が太くて首回りのボタン半分はキツくて留まりませんから(笑)、開けている方がナンボ見栄えがマシでしょう。(爆)
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お前らに言われたくない

2009年07月08日 | 戯言
<「かんぽの宿 黒字化を」 総務省、日本郵政の計画認可>
朝日新聞 http://www.asahi.com/ 2009年7月8日

 総務省は8日、「かんぽの宿」の収益改善策を盛り込んだ日本郵政の09年度の事業計画を正式に認可した。3月に提出した事業計画では赤字幅を圧縮する方針だったが、当時の鳩山邦夫総務相が「黒字化を目指すべきだ」と注文をつけ、異例の「条件付き認可」になっていた。

 新たな事業計画には、宿泊料金の値上げや飲食・売店部門の直営化で増収を図る一方、サポートセンターの廃止などによる人件費削減で11年度の黒字化を目指す一段と踏み込んだ経営改善策が盛り込まれた。ただ、宿泊料金が上がるのに利用人数は横ばいを見込むなど甘い想定も含まれており、計画通りに収支が改善するかどうかは不透明だ。このため、総務省は当分の間、日本郵政に四半期ごとの運営状況の報告を求めた。
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そもそも杜撰なお手盛り計画であちこちに作って、商売っ気に欠しくてあちこちで大赤字。確かに有名な観光地にあるんですが、オヤジの印象ではどこも何となく外れに建っているんですよね。あれ、何故なんでしょう?

何とか一括で処分しようと思っても、国民の財産をこんな安値でしかもひも付きを疑わせる会社に叩き売るとはケシカランと大臣がお怒りになりおじゃんに。そもそもそんな安値でしか売れないようなものにしたのはアンタらじゃんかと返したいが、大臣が大声を出せばそんなことも下手な言い訳となってしまう。

売るに売れなくなった挙句、それをちゃんと黒字化しろ、それがちゃんとできているかオレたちが監督指導するぞって・・・お前らに言われたくないよ!と思いながら、元をたどれば同じカマの飯を喰った仲ですからね、何とも趣味の悪いギャグであります。

せいぜい前大臣、お役人の方々は積極的に利用していただかなくては。
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こんな日もあるさ

2009年07月07日 | 私事
昨日のことですわ。
「物事がうまくいかない時に『自分はこんな頑張っているのに・・・』と思う心の中でその原因や責任を周囲、社会に求めるのはありがちなことです。」
ホンマ、ありがちなことで、まさにオヤジの今日の気持ち・・・

朝のテレビの占いでは良い方だったのに、って言ってもちょっとチャンネル回した他局の占いだと全く逆のことを言っていたりするわけで、放送する方もこういう所は整合性をとれよと突っ込んでみても、信じるか信じないかは結局本人の選択なんだよなぁ。

仕事なんだからとオーケストラの練習を急遽すっ飛ばしたのも自分の選択なんですが、弾きもしなかった楽器をまた抱えて残業後の家路につく足取りのなんと重いこと。

ま、こんな日もあるさ。。。こんな日が七夕ってのも何かの縁。
トホホ・・・
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あまりに身勝手

2009年07月06日 | 時事
<パチンコ店放火、容疑の41歳逮捕「誰でもよかった」>
朝日新聞 http://www.asahi.com/ 2009年7月6日

 大阪市此花区でパチンコ店が放火され、客や従業員計4人が死亡し、19人が重軽傷を負った事件で、大阪府警は6日、殺人と殺人未遂、現住建造物等放火の容疑で、職業不詳、高見素直(すなお)容疑者(41)=大阪市此花区春日出北1丁目=を逮捕したと発表した。府警によると同日午後、「大阪のパチンコ店のことで来た」と山口県警岩国署に出頭してきたという。府警は身柄を捜査本部のある府警此花署に移し、動機などを詳しく調べる。

 府警によると、高見容疑者は5日午後4時15分ごろ、同市此花区四貫島(しかんじま)1丁目のパチンコ店「cross(クロス)―ニコニコ」の入り口付近で、ガソリンをまいたうえマッチで火をつけ、同店(約443平方メートル)を全焼させ、客と従業員計4人を死亡させたうえ、多くの人に重軽傷を負わせた疑いが持たれている。

 高見容疑者は「仕事も金もなく、人生に嫌気がさした。通り魔みたいに誰でもいいから人を殺したいと思い、人が多数いるところにマッチで火をつけた」と供述し、容疑を認めている。マンションでひとり暮らしをしており、消費者金融に借金があったという。

 府警によると、高見容疑者は「店には自転車で行った」と供述し、パチンコ店近くで高見容疑者の乗っていた自転車が見つかった。さらに、パチンコ店の防犯カメラに映っていた映像と、高見容疑者の事件当時の説明が合致することなどから逮捕したと説明している。

 事件後は、いったん自宅に戻り、電車でJR岡山駅まで行き、駅近くのビジネスホテルで1泊。翌6日午前9時ごろ、電車で山口県岩国市に到着し、同日正午過ぎに岩国署に出頭した。逮捕時の所持金は約6万円だった。

 府警は、高見容疑者が事件前にもパチンコ店に客として通っていたとみている。

 府警が明らかにしたパチンコ店員の目撃証言によると、放火した男は店の南東側の入り口から青色のバケツを持って店内に入り、無言でいきなり中の液体をまいて火を付けて別の入り口から逃走した。その後、パチンコ店の隣のビルの階段付近に、中に数リットルのガソリンが入った携行用の小型タンクが残されていたことが判明。さらに事件当日の5日午後、現場近くのホームセンターでガソリン携行用のタンクと青色のプラスチック製バケツ、マッチを購入したり、タンクを持って近くのガソリンスタンドでガソリンを買ったりした男がいたことも府警は把握していた。

 このガソリンスタンドの関係者によると、男はパチンコ店が放火される約20分前の5日午後3時55分ごろに来店。男はホームセンターの商品とよく似たタンクでガソリン10リットルを買った。 府警によると、高見容疑者はこうした目撃証言について自分だったと認めている。
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人生に嫌気がさすのはその人の勝手ですが、だから関係の無い人を殺そうという発想の身勝手さには大いに憤りを感じます。

物事がうまくいかない時に「自分はこんな頑張っているのに・・・」と思う心の中でその原因や責任を周囲、社会に求めるのはありがちなことです。
自分が被害者であることはとても心地が良いのです。でも、その人自身そんな心地良い場所を選択しているのは、実は自分自身なんです。
そして、そんな状況を変えるも変えないも自分が判断し、自分で動くしかないのです。

この人は状況の変え方を誤りました。
こんなことができる意思と行動力があるのだったら、もっと違う選択肢があったはずなのに。

これで自分の状況を本当に自分では変えられない立場に追い込んでしまったのです。この人はそれに気付いたでしょうか。まだ、こんな立場になってしまったのも社会のせいだと思い続けるのでしょうか。

犠牲となられた方のご冥福をお祈りします。合掌。
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どうしているんでしょう?

2009年07月05日 | 私事
お世話になっているGOOブログだけで1日に約500のペースでブログが増えて、今や120万ブログを突破しています。これは別に今日に始まったことではなく、多少のペースの変動はありますが、ずっと続いています。

とはいえ、GOOに限らず盛んに更新されて多くの読者がついていそうなものから、ブログの更新が突然止まり、作者に打ち捨てられたのか長期に渡って放置状態のブログもあります。
オヤジが立ち寄っていただけでもこの1年で10を下らないブログが、特にお知らせもなく突然更新が止まっています。それは長いもので3年、短いものでも3か月が過ぎようとしています。

たまに半年以上経って、まだ活きているよと突然更新の入るブログもありますし、オヤジのもう一つのブログも月1~2回ペースですから、そんなものと言えばそんなものですが、突然更新が止まって日数だけが経つと気になるのも事実です。

更新しなくなったのは何らかの理由があるに違いありません。
特にオプションを付けない限り、無料でブログが開設できますから、コストが自らにかかるわけでもなく、記念に残しておきましょうということも考えられます。

でも、今日もまだ更新が止まったままのブログに接続してみて、やはり止まった理由が気になるし、作者は元気でやっているのだろうかと、ろくに知らない家主の安否を気にかけてしまいます。
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便利さとの引き換え

2009年07月04日 | 戯言
<「東海北陸道」利用者は予測の2倍超 5日で全線開通1年>
産経新聞 http://sankei.jp.msn.com/ 2009年7月4日

 東海と北陸を結ぶ高速道路「東海北陸自動車道」(愛知県一宮市-富山県小矢部市)が全線開通して5日で1年。1日平均の通行量は約7000台で、開通前に予測した3000台を大きく上回り好調だ。

 古い町並みで知られる高山市と世界遺産の白川村の間を結び、最後の開通区間となった飛騨清見-白川郷インターチェンジ間。中日本高速道路によると、1時間半かかっていた同区間の移動は開通で半分に短縮。総合病院のない白川村は、自動車道開通前は隣接の富山県まで患者を運んでいたが、開通後は高山市への救急搬送件数が2.7倍に増加した。

 一方、一部の沿線観光地ではアクセス改善で日帰り客が増加。新型インフルエンザなどによる地元観光業界への打撃に拍車がかかるとの懸念も出ている。飛騨高山旅館ホテル協同組合(高山市)は「自動車道開通で地元を素通りする客が増えている」と指摘する。
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大体が建設ありきで需要予測の方はゲタを履かせて甘めに出るのが常ですが、こんなこともあるんですね。いずれにしても公共投資という観点では、利用者が予測を上回ることは悪いことではありません。

便利になれば人の行き来は盛んになります。
行き来が盛んになれば、その土地は目的地ではなく経由地になってしまう。
これもまた予測できることです。
素通りさせないために何ができるか、これが便利さと引き換えに課せられる課題であり、義務なんだろうと思います。

今までもそういった課題に直面した観光地はいっぱいあると思います。
もう一度、目的地への変革を成し遂げたところ、素通りのままでもその価値を変えることで多くのお客様を呼べるようになったところ、結局廃れてしまったところ、さてこの高速道路沿線の観光地はどの道を辿るのでしょう。
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ニッコウキスゲ

2009年07月03日 | 私事
会津に雄国沼(オグニヌマ)というところがあります。
オヤジは最近ここがニッコウキスゲの名所だということを知りました。
ということで、今日は会社をお休みして雄国沼に行ってきました。
仙台から車で高速道路を安全運転しても3時間弱という近さ。これもまた結構値打ちです。

ニッコウキスゲと言えば尾瀬という固定観念のあったオヤジですが、ニッコウキスゲの実物も、これだけ見事な群生も、観るのは初めてで、結構感動しました。
ここ雄国沼は標高1100mほどにも関わらず、1600m級の高山植物が観られるところにも特徴があるのだそうです。

沼の近くまで林道が通っていますが、今は自然保護のために麓の駐車場からシャトルバスに乗り換えて25分程で峠に到着、そこから雄国沼湿原が一望できます。
峠から湿原までは5分程度、そして湿原に敷かれた木道が約800mで1周ゆっくりと回って30分ほど、途中で撮影や景色をゆっくり堪能しても、峠から木道1周で峠に戻るまで1時間半程度の程良い行程でした。

とはいえ、最後の湿原から峠までの上り道は、普段平坦な道しか歩いていないオヤジにはなかなかハードで息が切れました。
我ながら情けない話ですが・・・
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こんなもんでしょうね。これも・・・

2009年07月02日 | 時事
<「国旗・国歌が嫌いな教員は辞めるしかない」知事発言にメール殺到 支持が9割>
産経新聞 http://sankei.jp.msn.com/ 2009年7月2日

 埼玉県の上田清司知事が「日本の国旗や国歌が嫌いな教員は辞めるしかない」と県議会で発言したことを受け、県庁にメールが殺到していることが2日、分かった。このうち9割以上が「知事に同感」という意見という。

 県によると、メールは2日午後5時現在で477通。このうち457通が「知事に同感する」という意見。電話での意見も13件あり、11件が知事に同感するとの意見だった。

 同感する意見には、「正論だと思う。よくぞ言ってくれた」「思想・信条の自由とは別の話。『ルールは守る』が民主主義のルールだ」などがあった。一方、「同感しない」という意見には「発言は慎重にすべきだと思う」などの指摘があった。

 上田知事は2日、「国民や県民の常識は健全だと思う」と話した。
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まさに思想・信条の自由とは別の話です。
でも、自分の国に誇りを持てない教員が次世代を担う自分たちの子供を教育していると考えると、オヤジはゾっとします。その点では、全く当たり前の話です。

国歌、国旗への嫌悪感は、今の国家体制ではなく、聞かされた過去の体制の在り方に対して、その時代背景やその時代の感覚を踏まえず、今の感性で判断して感情的に反応しているように感じます。

それはそれで感じること自体は個人の自由ですから否定はしません。とはいえ、結果として教員自らが気に入らないルールだから従わないのでは教育になりません。
オヤジも上田知事に同感であります。
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