いつもは超辛口で事実を語られる作家の「奥山篤信」氏が、メイ英首相に敬意といたわりを込めた優しい言葉に、読んでいて感動し涙があふれる・・・
いつもの「やめてんかああ」が今回はありません。あるはずないではありませんか。 拝読していて奥山篤信氏の気高いお人柄が良く伝わります。 偽善や綺麗ごとが大嫌いな奥山篤信氏がメイ英首相に心を込めた文を贈られています。
◎メイ首相への僕の感謝の言葉... 文・奥山篤信氏
メイさん ほんとうにお気の毒でした。 僕はあなたの品格と堂々たるマナーと態度を最初から買っていたのです。
しかしEU離脱問題があなたには難しすぎたのか、あるいはあなたはあの潔癖な性格が裏の政治の汚いブローカー的素質がでなかったのか、誠に結果は残念でした。
サッチャー<鉄の女性宰相>にはとても足元にも及びませんでした。
しかしあなたの大柄な体格にブランド製ではない、失礼ですが、偽物のパールや偽物の宝石の安物の大型のアクセサリーが芸術品であるかに思わせる、圧倒するあなたの品格で輝いた姿がとても好きでした。
それに愛犬家が愛する、わんちゃんのような口元の可愛げ 僕はあなたに親近感を覚えました。
きっと僕とあなたは別の世界で会っていたら相性もあったと存じます。
あなたに喝采を与えたかった最後の場面は大阪で我が国のトップが女衒偽善外交をやっているときに世界の悪党ナンバーワンの(ラス)プーチンにあの有耶無耶になりそうな英国内での主権侵害の殺人事件に対して執拗に抗議したあの最後の姿でした。
最後まで主権侵害という偉大な大英帝国の怒りと矜持とその責任を感じました。
真面目すぎたにしろ、相手がEUという巨大相手では、失礼ながらあなたのスケールの人間では力不足だったのかもしれません。
でもあなたを裏でかき回した政治屋が明日には次の首相になるということでしょうが、この男はあなたのような政治家として、いや人間としての品格などひとかけらもない、単なるゴロツキ政治屋ではないでしょうか?
ゴロツキ風であってもトランプさんはそのスケールの大きさとショウマンシップに長けており、偽善と欺瞞に対する怒りのもとで相手構わず乱暴に大きく誹謗するのもあまり憎めないところがあります。
それに正々堂々と公でやられたらやりし反論するという明瞭でわかりやすいのです。
でも次の陰険ゴロツキは卑怯にも陰で画策暗躍するまさに卑劣な人間のように思えます。
彼の政治は必ずや失敗するでしょう。
だからあなたへの歴史の評価は、人が懐かしみメイさんはあの困難なEU問題においてベストを尽くしたのだとの誠意ある政治家として記憶に残るでしょう。
昨日の最後のスピーチはそれなりに格調高いものであり、今の世界にある白か黒かの勝った方がテイクオール 絶対主義の風潮を懸念されているものでした。
とにかく世界の大混乱が予感される時代にメイさんは世界の指導者に少ない品格を与えてくれました。ありがとうございました。(以上)
メイ英首相、「勝者と敗者生む政治」に警告 最後の講演 2019/7/18 1:47
【ロンドン=中島裕介】
「勝者と敗者を生む政治は私たち全員を脅かしている」。24日に退任予定の英国のメイ首相は17日、英王立国際問題研究所で首相としての最後の講演に臨んだ。ポピュリズム(大衆迎合主義)や排外主義的な政治への支持が高まる国際情勢に警鐘を鳴らした。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47464730Y9A710C1000000/
こんなことがありました。大阪G20サミットにて
「安定脅かす行動改めよ」=ロ大統領に英首相
6/28(金) 21:51配信
ロシアのプーチン大統領とメイ英首相は28日、20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に合わせて大阪市内で会談した。
メイ氏はロシアが他国への干渉やサイバー攻撃といった「無責任かつ安定を脅かす行動」を改めない限り、英ロ関係の「正常化」はあり得ないと断じた。 英首相報道官によると、メイ氏は2018年3月に英南部で起きた元ロシア軍情報員らに対する神経剤を使った暗殺未遂事件について「受け入れ難い行為」と強く非難。英国はロシアが関与した「動かぬ証拠」を持っていると述べ、容疑者に対する裁きを求めた。 インタファクス通信によれば、ロシアのペスコフ大統領報道官は事件に関する両首脳のやりとりは通訳のみを交えた形で行われたと明かし、「(メイ氏は)必要な回答を受け取った」と語った。https://blog.goo.ne.jp/bellavoce3594/e/c5a42b2d51bd82db226e8b657ef8b489
★ 石井望長崎純心大学准教授は「泣き虫メイでも言うのに・・・」とFBのコメントにお書きでした。
なるほど・・・・・。
クライン孝子氏、早速ドイツ情報・・・
【言いたい放談】欧州議会、ドイツ人女性委員長誕生の舞台裏[R1/7/18]
今回の参議院選挙、全く盛り上がらない。 自民党が勝つのだろうけれど、争点は消費増税だが財務省が怖くて新聞が全く書かない。日本の経済がメチャクチャになるのだけれど全然問題にならない。
ドイツは夏休みに入って新しい ギリギリ勝ったけれど。ブリュッセルに住んでいたのでフランス語が上手い。
話の内容は問題があるが。 フランス語・ドイツ語・英語と切り替えて話している。
カレンバウアー氏はメルケルの言いなり、裏交渉をメルケルがポーランドに電話して票をやってほしいと話した。社会党や緑の党が多いので票では入れないと言っていたが代わりにポーランド・ハンガリー・イタリアはもちろん彼女に入れた。
右の人たちは今に何か起こると言っている。移民はリビアで難民収容所を作ってそこでストップさせようとしている。
リビアだってタダでは動いていないだろう。リビアだってタダで動かない。
地中海で彼らを助けるのは彼らばっかりで、イタリアに難民を持っていこうとしたらイタリアが怒った。
助けると言って儲けているのがいる。おカネがある人しか難民に行けない。
必ず密約がある。ハンガリーで移民・難民に反対している人がいるからドイツも入れないという。
ドイツは元々入れたくないのだから。
メルケルとマクロンが相談して、分担を決めた。欧州銀行なんて最初にフランス人出していてまたフランス人を出す。
ドイツから出そうとしない。
メルケルは辞めると言っているが「院政」のようなことをするのではないか?身体が震えるのはなぜか?
コールだって病気の時はマスコミが隠したのにメルケルはカメラで写される。
演説もすごい左を持ち上げている。
メルケルは本音が出てきた。左翼で共産主義者だ。
馬淵さんが言っていたが「共産党とホシュは一緒ですよ」・・・ドイツと日本は良く似ている。
ドイツは初めは4つに分断されていた。真面目に働いていろんなことを発明したのに全部取られてしまったドイツ。
核兵器はドイツは作れないようになっている。(以上、走り書き)
あとがき・・・やはりドイツの事情はよくわからないのでこれを読んでいた。https://www.businessinsider.jp/post-178583
ブログのティールーム
本日はヴェルディ「エルナーニ」~カスティリャの獅子 ムーティ指揮 ミラノ・スカラ、ドミンゴ、ギャウロフ他
Si ridesti il leon di Castiglia - Ernani coro La Scala Live 1982 dir. R.Muti