昨日、私のブログに寄せられた京都の「しんこ」さまの威力が届いたのか、京都出身の参議院議員、シルバーウルフという異名をとる西田昌司氏が動いていた。
自民・西田昌司氏、首相交代要求 議員総会で「参院選戦えない」
自民党の西田昌司参院議員は12日の参院議員総会で、石破茂首相を交代させるべきだと訴えた。「今の体制では参院選を戦えない。党総裁選を実施し、新たなリーダーを選び直さないといけない」と発言した。総会は報道陣に非公開で、出席者が明らかにした。
西田氏は総会後、記者団の取材に応じ「昨年の衆院選で負け、国民の審判は出ている。もう一度選挙の看板になることはあり得ない」と述べた。参院で審議中の2025年度予算案の成立までは首相を支えるとしながら、その後に総裁選を実施すべきだと主張した。高市早苗前経済安全保障担当相が新総裁の有力候補になるとの認識も示した。
青山繁晴参院議員はニッポン放送のラジオ番組で、首相の高額療養費制度を巡る方針転換を批判し「一定の政治責任を取らざるを得ない」と強調した。
旧安倍派の西田氏は参院当選3回。京都選挙区選出で、夏の参院選で改選を迎える。青山氏は比例代表選出で参院当選2回。国会議員の党員獲得数が3年連続1位となっている。
ブログ主・・・この記事は西田昌司氏の他に青山繁晴参議院議員の意見も書かれている。
西田氏は「高市早苗」氏の名前を再び出しているが、高市氏は西田氏の提案よりもネトウヨが喜びそうなことを多く言ってきた。極めつけは、ロシアが日本の政治家や知識人の一部を入国させない、とした時に発したチンピラ風の言葉「上等じゃないか」と発作的に発言、これを絶賛したネトウヨなどの思慮なきムード、私はこういう思慮不足でおかしな大向こうを狙った高市氏については、絶対に我が国のトップは無理と思っている。
はるかに考えが異なる海外のトップはそんな高市氏の言葉を軽蔑すると共に日本を軽くみるだろう。
西田氏は自分の性格をよく知っている。例えば「三国志」で言えば猛勇の武将であっても、曹操や劉備のような名君???ではない。そういうタイプでないことを自分でも知っている。「高市」の名を出したのは絶望しながらも前回推薦したことで、撤回できず、だったのだろう。そこが西田氏の再考を促すところだ。
青山氏については、私自身は今更何も言わない。彼は責任をとるタイプではなさそうだ。
しんこさまは、トランプやプーチンらの動きも厳しい批判をされている。機会があれば載せたいが・・・
★ 西田議員、ついにハッキリ言いましたね。彼が言うことは常に覚悟ができている。
米政治家はトランプ氏に逆らえない 「暴君ネロ」演説で話題の仏議員(AFP=時事) - Yahoo!ニュース
【AFP=時事】ドナルド・トランプ米大統領を「暴君」として悪名高いローマ皇帝ネロ、米大統領上級顧問のイーロン・マスク氏を麻酔薬ケタミンを乱用する「道化者」になぞらえた演説が話題となったフランスの上院議員が、米国の政治家はトランプ氏に逆らうことができないとの見解を示した。
トランプ氏が「民主主義の強奪」を主導していると非難し、「敵に降伏した」米大統領は「歴史上一人もいない」と指摘。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領に言及して「われわれは独裁者(プーチン氏)と戦争していた」が、「今度は裏切り者(トランプ氏)に支えられた独裁者(プーチン氏)と戦っている」と述べた。(全文はタイトルをクリックでご覧になれます)
ブログ主・・・ヨーロッパでは英仏を中心にアメリカはもはやEUを護らないとして(やがて独も加わるというニュースがあるが)核やウクライナ停戦後の軍派遣など、イタリアのメローニはイタリア憲法のもとに?これには賛同していないが、下手をすると第三次世界大戦が・・・という声がある。
そしてメローニが「EU以外の国の協力も」と、全く別の「サウジ」がイタリアに大きな投資をしたこともあり、別の意見がありそうだが、今は彼女のサイトには載せられていない。
戦後の日独伊は「戦勝国」とは違って、おいそれとは決められない、イタリアでは「子供を病院に連れていくおカネにも困るのに、さらに戦病者を出し、戦後間もなくの極貧をもう一度、というのは反対だ」「家族を戦場に行かせたくない」という主に女性たちの意見がメローニ宛に寄せられている。(イタリアの憲法11条は以前の私のブログに書いた)
中国歴史ドラマの女官たちの衣装がなぜか「ウクライナ色」にビックリ!!
米露のような獰猛で浅はかな指導者が世界を滅ぼす、トランプは同盟国をも何とも思っていない。
これについてはまた・・・。
ブログのティールーム
本日はヴェルディ「運命の力」から~ドン・カルロとドン・アルヴァ―ロの二重唱
ドン・アルヴァ―ロはインカの血をひく誇り高い武人、妹を誘惑したと激怒したスペインの武官カルロは、親友と思っていたアルヴァ―ロに決闘を挑む。マリオ・デル・モナコとエットレ・バスティアニーニの名唱でお聴きください。
Ettore Bastianini Mario Del Monaco La Forza del Destino G Verdi
最初におどけた人の好い神父がでてきますが、その後(1分17秒過ぎ)にドン・アルヴァ―ロとカルロの壮絶な二重唱が繰り広げられます。
このような千両役者は現在は見当たりません。今から約70年近く前の録音です。
昔、高校時代に学校の視聴覚ルームでこのレコードを指名して繰り返して聴いた。
レコードどころか、蓄音機も家にはなかった。FMラジオで聴いて忘れることができなかった。
ましてや全曲盤を買うなんて私には夢のまた夢だった。
マリオ・デル・モナコ、エットレ・バスティアニーニ、レナータ・テバルディ、ジュリエッタ・シミオナートなど20世紀の名歌手の声の饗宴だった。