ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

興味深い「楊貴妃」(チャンネル銀河)

2009年02月24日 | 中国文化・歴史
チャンネル銀河で中国ドラマ「楊貴妃」が放映されていて、あまり期待せずに見たのですが、第3回あたりから面白くなってきました。
この時代のことは本でも読んだこともあり、絢爛豪華な長安を舞台にして絶世の美女楊貴妃の悲劇には、あまり興味がなかったのです。

しかし、則天武后によって滅ぼされかけた唐を建て直した玄宗皇帝は、勇気がありなかなかの賢帝で名君であったことが、このドラマでよくわかります。この役者はなかなか渋くて魅力があり、またその皇子に嫁いだばかりの揚玉環のあどけない美しさ、玄宗はこのときまだこの美少女に興味はない・・・20年連れ添った愛妻の武恵妃は賢夫人であり、なかなかの策略家でもあって皇帝の側近らとも渡り合える実力者、玄宗は政治一筋でした。
しかし、その武恵妃が亡くなると、玄宗の歯車が狂ってくる・・・賢く渋い玄宗を見ていると信じられないほどですが。

楊玉環のあまりにも美しいのにひきつけられます。これに対抗できるのは若き日のオードリー・ヘプバーンくらいかな?と思ったり。
まだあどけない無邪気な楊玉環がこれからどんな運命に翻弄され、傾国の美女となるのか、そして皇帝の側近たち、これもひとくせもふたくせもある人物を玄宗はうまく使いこなしていたけれど、やがて楊貴妃に目がくらむとどれほど周囲が見えなくなるのか、また李白も出てくる、となると目が離せません。

もういちどその時代の本を読んで、時代のおさらいをしたい、と思います。
老親介護をしていながらも、こんな興味は時間の隙を利用して「はまって」いきそうです。
コメント
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