井財野は今

昔、ベルギーにウジェーヌ・イザイというヴァイオリニスト作曲家がいました。(英語読みでユージン・イザイ)それが語源です。

超ポジティブな人

2018-04-17 07:55:00 | 日記
ひと昔前は、実質寄せ集めのオーケストラだったものが、ここ10年くらい、メンバーを固定化して、法人組織にしている団体が増えている。そしてそれらは日本オーケストラ連盟に所属を始めた。
この連盟に所属するのが、プロオケとして認知されるのとイコールかもしれない。

前記事で、支援者を得られれば、みたいなことを書いたが、演奏会のチケットを売ることが、そう簡単なことではないので、普通に考えたらかなり難しいことだと言えるだろう。

しかし、世の中には超ポジティブな人もいることを最近知った。

「DJ社長」という。

単なるあだ名かと思いきや、本当にDJで社長だった。まずそれにびっくり。

そしてそのDJ社長が、珍しく今までの10年くらいを振り返った動画が超人気で、再生回数が200万回を超えている。
その人生と話し方があまりにも面白くて、45分もあるのに、つい最後まで聞いてしまう。

ポジティブだから、何でもうまくいく、ではなくて、かなり失敗をする。それも最初の失敗では数百万の借金が、最終的には○千万円の借金にまで膨らんでいくのだ。

でもそこから挽回するのだから凄い。

それを見ていると、演奏会のチケットを売るくらい、大したことないのでは、と思ってしまう。

だから新しいオケであろうがチケットを売りまくれば良い、と言いたい訳ではない。それが大変なことであることくらいは百も承知だ。

一般論として、お金を得るのに物(行為を含めて)を売るのは基本である。DJ社長はその基本を踏襲しているに過ぎないとも言えるのだが、景気の良い時をほぼ知らない世代から、ここまでアグレッシブな人物が出てきたことはとても頼もしく思ったし、こちらも頑張ろうと思う次第であった。

まあ、オケの一つや二つ、とは言わないが「求めよ、さらば開かれん」という姿勢も場合によっては大事だろう。

なくなりゆく本屋

2017-08-26 09:36:34 | 日記
電車の車窓からふと見えた風景だが、ある駅前の建物が取り壊されていた。
あれは本屋だったはずだ。
最寄り駅ではないので数度立ち寄ったに過ぎないが、数カ月前に何年ぶりかに入ったことがあった。あれが結果的にお別れだった訳だ。

インターネットの普及で書籍のあり方は大きく変わった。正直言って百科事典はウィキペディアにかなわないと思う。ウィキペディアの信憑性は(感覚的に)8~9割程度だが、世の中それで大抵間に合うのだから。

しかし「本」はそれだけで一つの世界、それを眺めるだけで心躍る要素がある、と思う人は少数派だろうか。

その「小世界」あるいはミクロコスモス(小宇宙)の集合である本屋は、どんなに小さくても魅力的な空間である。気に入る本がなかったとしてもだ。

商店街があったら必ず一軒以上の本屋があってほしいし、実際どこの町に行っても、大抵本屋があったら立ち寄っている。

商店街だけでなく、大学の前の本屋も消えつつある。

時代の流れということは重々承知しているつもりだが、なんとも寂しいのは如何ともし難い。

書籍の良さを多くの人が再認識してくれることを祈るばかりである。

白木原商店会ありがとうございます

2017-07-23 13:10:00 | 日記
焙煎士チャンピオンのいらっしゃるコーヒー店にはなかなか行けないでいるが、白木原は時々通過する。

ところで西鉄大牟田線とJR鹿児島本線を乗り換えるのは、あまり容易ではない。ライバル会社同士?利便性を敢えて考えていないかもしれない。

その「便利でない」乗り換えの一つに、西鉄白木原駅からJR大野城駅というのがある。その乗り換えを時々利用する訳だ。

最近、スコールというのか、ゲリラ豪雨というのか、突然の雨が福岡近辺でも時々降る。降水確率10%の時、大抵傘は持ち合わせていないものだが、その10%に当たることがあるのだ。

ヴァイオリンを持ち歩くと、どうしても荷物は増えるから、できれば傘は持ちたくない。
なので、突然の大雨は頭を殴られた気分。

それで先日、白木原駅に降り立ったら大粒の雨!前の駅では全く降っていなかったのに…。

ところがありがたいことに、白木原駅にたまたま「無料レンタル傘」があったのである。



本当にありがたい。白木原商店会の提供とのこと。それで、大野城駅まで傘をさして行くことができたのである。

そして再び電車に乗ると、次の駅ではもう晴れていた。その程度の雨だったので、なおのことこの傘はありがたかった。

今度は白木原までコーヒーを飲みに行きますので…。

すみません

2015-07-29 08:09:33 | 日記
更新が滞ってしまいました。楽しみにしている方々には大変申し訳ないことでございます。
あまりにもいろいろ身の回りに起きるので、それに振り回される毎日でしたが、やはりそれを文章で整理するのも大事なこと。
少し頑張って、また続けます。