井財野は今

昔、ベルギーにウジェーヌ・イザイというヴァイオリニスト作曲家がいました。(英語読みでユージン・イザイ)それが語源です。

文化力は武力に匹敵するはずだ

2021-03-11 20:42:38 | 国際・政治
最近フローラン・シュミットやセブラックの作品を聴く機会があった。
どちらも百年くらい前のフランス人作曲家である。

面白いのあり、つまらないのあり、と全体には興味深いものだった。
それを述べても良いのだが、このようにフランス音楽に惹かれてしまう自分が、最近はちょっと嫌になる。

クラシック音楽だけではない。10代の頃からシャンソンの類い、ポール・モーリアやレーモン・ルフェーブルを聴いていた。

20歳頃にはフランス語の勉強を始め、ファッション・デザイナーやフレンチ料理のシェフが話すフランス語を聞いては「カッコいいなぁ」と思い続けて、現在にいたる。

それが、かなりの部分「幻想」だと気づかされたのが1年くらい前。

本当のフランスは、映画〈レ・ミゼラブル〉に出てくるようなバッチい国だ。
だから感染症もなかなか治らない。

だが、そのような物理的汚さはまだ良い。

フランスには俗に言う「植民地税」というのがある。簡単に述べると、旧植民地の収入の80%をフランスが持っていく、というもの。旧植民地の皆様は働いても自分達の収入になるのは2割だけ。これでは豊かになる訳がない。

日本のODAも、何のかんのでフランスが巻き上げているようだ。

もちろん旧植民地の心ある人は立ち上がるのだが、それは「クーデター」の名で抹殺されてしまう。

この税収たるや40~50兆円、日本の税収と大体同じ額。道理で彼らは遊んでばかりいる訳だ。

こんなに心が汚い国はあるだろうか。チャイナがあるか……。

こんな状況は、全く許せないのだが、にもかかわらずフランスに憧れる自分が、本当に嫌になる。

だから、(途中を端折ります)

日本の「文化」の力を強めるべきなのである。

日本の文化がもっと世界中に広まれば、私がフランスに抱くのと同じような思いを世界中の人が思ってくれる。
しかも日本の心は綺麗だ。
世界中の人が応援してくれる存在になり得る。

だから、ODAの半額でも文化に回した方が、よほど日本や世界のためになるだろう。
我が国の政府、早くそこに気づいてほしいものだ。

「手の内は明かさない」素晴らしきかな防衛大臣

2020-08-07 08:33:14 | 国際・政治

防衛省のホームページに、しっかり掲載されている記者会見。
文字起こしもされている。

尖閣諸島のみならず、沖ノ鳥島までも、毎日チャイナから襲われている非常時に、「敵国に理解を得よ」とのたまう、とんでもない亡国記者に取り囲まれ、それでも毅然と言い返す河野防衛大臣。

いやはや、さすが!
カッコいい‼️
現在の閣僚で応援したい唯一の存在かもしれない。

父君である(河野談話で有名な)河野洋平に生体肝移植をしたそうだ。浅黒い顔色はそのせいであろう。

親孝行として最高の行動だ。

そして、政治家としては真逆に近い行動をとっている。

正直言って、河野談話のお陰で、日本国民はどれだけ揚げ足とられたか。
もっとも、河野談話も実は曖昧な表現だったのに、韓国側が都合よく(悪く?)解釈して、日本が貶められる結果を招いたようだ。
しかし、河野洋平はここで毅然とした抗議はしなかったのである。

ここが太郎氏は違う。

太郎氏は御父君を政治家としては批判的に見ていたかもしれない。しかし親子の愛情は、それとは関係なしにある。なので、それらの禊としての生体肝移植だったのではないかと推察するのである。

文字通り、体を張っての政治行動だ。

あるジャーナリストが、この会見を見て言っていた。過去の政治家も、このような記者同士の連繋プレーで失脚していったのではないだろうかと。

そうかもしれない、と思った。

それもあり、だからこそ、河野太郎氏には、この調子で日本を守ってほしい、と切に願う。

日本の行政は文化・芸術を軽視して当然、かもしれない

2020-07-25 20:49:58 | 国際・政治
音楽業界は、このところ壊滅的な打撃を受けて、そこに身をおく人間には、改めてこの国の腑甲斐無い実情を再認識せざるを得ない。

端的に表現すると「この国の文化は、自然発生で充分」ということになるだろうか。

音楽関係者は、しばしばドイツを引合いに出す。メルケル首相が、即時給付金を出したり、「芸術家は必要な存在」宣言をして、さらに補助金を出したりと、目に見える成果があるからだ。

これは素直にうらやましい。

ただ、我が国で文化があまり重視されていないのは、今に始まったことではない。
私の実感では「エコノミック・アニマル」という言葉が現れたあたりから、軽視が始まったような気がする。およそ50数年前、である。

私は生きていたが幼稚園児、もちろんそこまでの事情は知らない。業界の大先輩方が、ぶつぶつ呟いていたから、後から知っただけのことである。

なぜ、こんなに脆弱な意識なのか。

これはひとえに、文化が潰される危機が生じないからだろう。
島国だから、とも言える。
日本語がなくなる危機も、今のところ無い。

これが、ヨーロッパのどこでも良い、文化を取っ払ってしまったらどうなるか。
あっという間に隣国に飲み込まれる危機に満ちあふれている。

フランスが飲み込まれる危険はないかもしれないが、フランスは文化のお陰で愛国心が芽生え、実はかなり腹黒い国であることを見事にカモフラージュしている。(カモフラージュcamouflageフランス語だ!)

ドイツは音楽を除いたら、実につまらない国になる。ヨーロッパで一番勤勉かもしれないが、最近はチャイナと手を組むことを宣言した。ドイツ音楽を愛する身としては、甚だ残念至極なのだが、日本と一緒にやっていける国ではなくなった。
そうでなくても、第二次大戦では同盟してエライ目にあった。縁起が悪い。

日本は、そこまでカモフラージュしなければならないひどい国ではないから、文化の存在理由がそこまで強くない。
なので、自然発生で充分じゃね?
ということなのだろう。

正直言って、文化より優先して然るべきものまで、日本政府の政策として不充分なものが目につく。

国防と教育である。

これは毎日気が気でならない。

朝鮮半島が共産党に支配されたら、と思うと……。

しかし、そこまでにはまだ余裕がある。それまでに日本文化を強くして、日本人を精神的な強者にするのが、今やるべきことだと考えている。

「敵兵を救助せよ」とチャイニーズが言えるか?

2020-07-02 00:06:56 | 国際・政治
大東亜戦争までは、尊敬すべき、素晴らしい、カッコいい日本人がたくさんいたのだな、とこの動画を見て思った。

もちろん戦後だって、それなりにいらっしゃる。だが有事の際、このような振る舞いができるか……。



個人的に最近、武士道という言葉に滅法弱い。

戦争気違いの米ルーズベルト大統領も、武士道には感銘を受けて、新渡戸の本を配りまくったそうだ。

武士道大好きと戦争大好きが同じ人間の中に同居しているとは、なかなか理解が難しいが、多分欧米人には騎士道のバックグラウンドがあるから、ということなのかもしれない。

新渡戸稲造も「欧米に騎士道があるなら」と武士道を書いたのだと思うから。

なので、今我々が考えるべきは「孫子の兵法」で攻めてくるチャイニーズへの対抗策だろう。

「戦いは詭道なり」つまり、戦いは騙し合いだ、と言っている相手に、フェアプレイは通じない。
「敵兵を救助せよ」などといったら発狂したと思われるだけだ。

武士道精神を捨てずに、騙し合いができるか、これが目下日本人に課せられた課題のように思う。

共同通信、フェイクニュース発信

2020-06-07 22:58:30 | 国際・政治
前記事はフェイクだと、数々の国会議員さんが発信したそうだ。

事実は、むしろ歩調を合わせないヨーロッパの国に日本政府がイライラした、それを逆に報じている、という説もあった。

一日中、これが気がかりだった休日。ようやく安心して寝られる。

しかし、共同通信もここまでチャイナ汚染されているとは……。