井財野は今

昔、ベルギーにウジェーヌ・イザイというヴァイオリニスト作曲家がいました。(英語読みでユージン・イザイ)それが語源です。

panapp

2019-08-28 21:44:33 | 日記
今年は、暑くなるのが少し遅くて、梅雨がいつだかわからないうちに夏になって、そして8月のうちに涼しくなった。こんなに涼しい8月は近年では記憶にない。

そして、梅雨がなかった代わりに秋雨前線を停滞。梅雨だと、じわじわやってくる暑さが嫌なものだが、秋雨だと「同じもの」なのに、涼しさを感じて、ややありがたい。
もっとも今日は隣県では川が氾濫し、市内は冠水、大変な被害が出ているので、ありがたいと言っては語弊があるのだが。

雨が降り続く今日この頃、それでもそろそろ食べがたくなるラクトアイス、今しか食べられないから、と自分に言い訳して、何が商品名なのかよくわからないミントチョコアイスを買った。

「チョコミントパフェ」とか「最後までパリパリチョコ」とか書いてあるけど、多分パナップというのだろう。
初めて見たが、実は40年前からあるらしい。

でも、今までよく「ぎっしり満足チョコミント」を食べていたが、名前の通り、満足していたのであった。たまには別のものを、と思って買ってみたのだが、私の好みではなかった。

メーカーの違いかな、と思いきや、両方ともグリコだった。そう言えば、自動販売機で売っているミントチョコアイスもグリコだったな。
ミントチョコの技術はグリコしか持っていないのだろうか。

そうなると「ぎっしり満足」は大したものだ。チョコチップが本当にぎっしり入っている感があり、素晴らしい食後感を味わえる。

しかし、これもなぜかファミリーマートに行かないと買えない。他のコンビニやスーパーでは、今のところ見かけない。なので、ファミリーマートがない地域で食べたくなったら、寂しい思いをする。

そうは言っても、そろそろアイスを食べたくなる季節は終わる。
もう一回くらい食べて、今年の食べ納めとするかな……。

舞踊の視点からみた《ウェストサイド物語》

2019-08-17 20:54:11 | アート・文化
立て続けにショックな事実を知って、ブログを更新する気が起きなかった。
次を期待していた方には申し訳ない。

ウェストサイド物語のプロローグ、とにかく圧倒的なダンスなのだが、舞踊関係者はどう評価しているのか、とふと思って、知人のつてで調べたところ……。

ベーストレーニングにバレエを取り入れているジャズダンス、現在であればコンテンポラリーダンスというジャンルになるようだ。

そして、数名の舞踊関係者が異口同音に言うのは、振り付けのロビンスが同性愛者であること。
「だから凄い」
「だからロビンスは苦労しただろう」
「その苦しみが、あのダンスに現れている」

ええっ?

中には「作曲のバーンスタインも同性愛者だし」というコメントもあった。
子供が4人もいて、それは違うだろうと思うが、男性も好きだったのは、様々な本に書いてはある。

ただ、音楽界に「同性愛者ならではの表現」というのは寡聞にして知らない。
チャイコフスキーやコープランドからそれを感じることはないし、ブリテンのオペラの主役が常にテノール、というくらいしか思い浮かばない。

それに引き換え、舞踊界は露骨にそれを持ち出してくる。

言われてみればウェストサイド物語、最初は男ばかり出てくる。
恋愛物語のはずなのに、そう言われると色気は少ない。
その代わり、ジョージ・チャキリスの存在感!
かく言う私もチャキリスばかり目が追いかけている。

それに何十年も気づかなかったとは、というのがショックの一つ。