福岡教育大学の授業「オーケストラ」で、かれこれ10年は演奏させてもらっているのが、この曲である。
ハリー・ポッター・シリーズの第1作目「賢者の石」の音楽を、スクール・オーケストラ用に編曲したもので(ハル・レナード社刊)、難易度があまり高くなく、その割には面白く演奏できるので重宝している。
スクール・オーケストラ用なのが一目瞭然なのはヴィオラと同じ音の第3 ヴァイオリンパートがあること。管楽器も、ほとんどが1パートでできている。が、トランペットが2パートだったり打楽器が4パートもあったり、というのはアメリカの事情だなぁ、と思わずにはいられない。
しかし「賢者の石」公開から随分時間が経っている。学生さんがこの曲に親しみを持つ時代はいつまで続くのだろうか。これに代わる別の曲がうまくみつかると良いのだけれど・・・、などという心配をする今日この頃である。
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