井財野は今

昔、ベルギーにウジェーヌ・イザイというヴァイオリニスト作曲家がいました。(英語読みでユージン・イザイ)それが語源です。

録画をいつ観るか

2019-01-03 16:15:00 | 日記・エッセイ・コラム
年末年始は面白いテレビ番組が目白押し、だった。リーマンショック前までは。

今は、とても少なくなったと思う。
そして、録画しておきたい番組もほとんどなくなった。

昔は忙しかった。紅白歌合戦も全部録画していたものだ。
一回観るだけではもったいないほど手間がかかっているし、世相も反映しているから、と思っていたのだ。

しかし、段々面白くなくなってきた。
歌作りに素人くささを感じてしまうことが増えたから、とも言える。
ので、録画は止めた。

ということもあるかもしれないが、最大の理由はそこではない。
以前書いたけど、DVD-RAMが市場から消え始めたからだ。

私がせっせと録画していたのは教育機関のレクチャーのためである。
紅白歌合戦を教材に使って、ここが面白いとかつまらないとか言うためである。

このDVD-RAMが、世間では使えなくなり始めた。このショックで、録画に対する情熱はかなり失せた。

そうなると、自分で観るためだけの録画になる。

これをいつ観るのか。

まあ、お正月あたりにゆっくりじっくり、と思っていたが、お正月になると、そうは言っても別の番組が一応あるし、テレビの前だけで「ボーっとしてんじゃねぇよ」とチコちゃんから怒られたりして、結局観ない。

なので、半世紀前の習慣に逆戻り。新聞のテレビ欄を見て、観るべき番組を集中して観る。
ありがたいことに、総集編やら連続再放送やらあって、全く観れなかった「西郷どん」やら「義母と娘のブルース」やら、一部分ではあったが、観ることができた。

タイミングが合わなくて、観れなかったものもある。まあそれは縁がなかったと思って諦める。
今どき、観れなかったからと言って地団太踏むような番組はほとんどないし、なまじ録画してしまったら、全部観ないと、と思う性分。そして全部観たら、時間を浪費したと後悔しないとも限らないので、これがちょうど良い。

テレビ局の皆様、2019年も面白すぎる番組を作らないで下さいね。