井財野は今

昔、ベルギーにウジェーヌ・イザイというヴァイオリニスト作曲家がいました。(英語読みでユージン・イザイ)それが語源です。

みっちゃん総本店

2019-11-02 13:36:00 | グルメ
広島駅のエキエが10月にグランドオープンした、ということで、早速行ってみた。

嘘です。

お好み焼を食べたくて行ったら、たまたまそうだっただけ。

広島駅に立ち寄るのは7~8年ぶりだろうか。さすがにかなり変わった。

目指すお好み焼屋がなかったら、と一瞬不安になったが、その心配も杞憂に終わり、何と3軒も連なっていた。

11時からしか開かないとのこと、では11時半頃行けば良いかな、と思ったものの、駅に着いてしまったので、少々早いが、11時ぐらいに行ってみたところ……。

長蛇の列が出来ている。隣のお好み焼屋はガラガラだが。

私は食べるために行列を作るのが、かなり嫌いである。東京には行列して入った結果、ちっとも美味しくなかった店がたくさんあった。その経験からだと思う。

隣で良いかと一旦思ったけど、遠路はるばる訪れてそれはないかと思い直し、【みっちゃん総本店】の行列に加わる。

行列は食券を買うためのものだった。買うまでに15分かかった。

鉄板の前のカウンター席に通される。
おかげで作る現場が見られて退屈しない。

作る人は3人で、その流れ作業だった。食券を買うのと同時に、この厨房へ注文が伝わる仕組みだ。これ以上、時間を短縮はできないスピード対応である。

始終伝票を確認しながら、一人が6枚くらいを対応する。間違いのないように、ちょっと違う注文にはケチャップで印をつけて……。

それでも間違いは起きるようで、ベテランが新人?に「1つダブルだよ」と声をかける場面もあった。麺の増量を忘れていたらしい。

新人さんも即、1つをダブルにして焼いていた。

ベテランさんが「どうしようか」と言った時には「もう(焼いて)出しています」とコギミの良いやりとりが交わされ、何事もなかったかのように、ウェイトレスの手に渡った。

何事もこうありたい。それでも私の注文した牡蠣ソバ玉は、着席して20分経ってようやく来た。

写真の上側に映っているのが、次の注文、6枚分の(中華)ソバを焼いているところ。



広島の皆さんは、お好み焼を「へら」で食べる。あれがよそ者には難しい。
駅の店を訪れるのはよそ者ばかりと見えて、客は全員箸を使っていた。

へらが無いと、切って食べることができないが、それも最初から料理人が切ってくれていた。

現地の文化に触れられないけど、やはりこれはありがたい。

さすがは「みっちゃん総本店」と言わざるを得ない。

隣の店もミシュランに載ったとかで宣伝していた。次回試せるかな。次回はいつだろう。

とにかく、ごちそう様でした。