11月26日は佐賀市文化会館でピアノ五重奏曲の演奏をした。佐賀市在住のピアニスト永田雅彦氏から依頼された話である。演奏会自体はベートーヴェンの第九をメインにしたものなので,我々は言わば前座,専ら時間の関係で,第2楽章と第4楽章のみというユニークな組み合わせであった。
会場で立ち往生したのは舞台である。第九のためのひな壇が組み立てられている関係で,通常の舞台の場所にはピアノを乗せるのがやっと。我々の場所はピットをせり上げたもので,反響板は無論かぶっていない。これでは弦楽器の音は床にかなり吸われてしまう。
しかし今回,全員男性弦楽器奏者であったことも幸いして,何とか客席には良いバランスで届いたようだった。最終的には充実したブラームスの響きになったように思われた。客席の反応もかなり良かった気がした。ヴィオラの藤木の御両親も長崎から聴きに来て下さったのも嬉しい話であった。
永田夫妻も大喜びで,私もようやく幸せな気分になり帰路についた次第である。佐賀では12月23日に一部放映されるそうなので,佐賀にいらっしゃる方は是非ご覧下さい。
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以前に先生にちょっとしたことを質問したりしたものです。
あの後、先生の記事をみて、CDを即買いしました。
今は車でいつも聴いています。なんだか今まで聴いたことがないような感じでとってもおもしろいです。
中西、藤木と聞いて懐かしくなったので、再びコメントします。
僕は彼らが長崎時代に所属していたオーケストラで一緒に演奏していたことがあり、その後もエキストラをお願いしたりといろいろお世話になっています。
話の流れからすると先生の門下生なのでしょうね。ご両親も先生と立派に演奏する姿をみてきっと感動されていることと思います。
もはや僕は彼らの足下にも及びませんが、いつか彼らと一緒に室内楽ができたらなぁと思ったりしています。
貴重な情報をありがとうございました。
先生がブログを始められたとのことで早速お邪魔しています。
えっと、掃除姉ちゃん(おばちゃん でした・・・スミマセン)ですが、
吹いている途中「ぷるぷるぷる」「ぶじゅぶじゅぶじゅ」と
特定の音で鳴ってしまうんです。
タンポ水害です><
♪ドレミファ“ぶしゅ”ラシド~ って(-"-;)
プレイヤーとしては結構必死だったりするのですが、
傍から見れば ? ですよね。
もうすぐお会いできますね。
よろしくお願いします*^^*
中西,藤木はまだ修行中の身(だと思います)。成長を見守っていただけるとありがたいです。
長崎少年管弦楽団の功績は本当に大きいと,事ある毎に思っています。すばらしいところに在籍されていましたね。
数年前,ようやく別名で復活したと聞いているので,また彼等のような卒業生が輩出することを大きく期待するものです。