フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

ツマグロヒョウモンの幼虫が2匹いました

2024年07月12日 17時02分22秒 | 身辺雑記

10日に土合小学校の花壇で増し土をする際に、色々な草も生えてしまったのを抜いていたら、赤い線の入った黒に赤の棘がある芋虫がいた。ジャコウアゲハの幼虫に似てはいるが、まさか今はいる筈がない。派手な幼虫は地を這って移動し、2匹もいた。

何だろうと調べてみたらツマグロヒョウモンの幼虫だった。4月にアリアケスミレを5株移植したのを思い出した。ツマグロヒョウモンの食草はたしかスミレ類だ。栽培種のパンジーやビオラも食べるようだ。移動も結構早いので追い掛けてみるとウマノスズクサなど見向きもしない。毒々しい色で棘もある。でも毒もなく棘も固くなく刺される心配はない。アリアケスミレの葉はあらかた食べ尽くされてしまっているが幼虫も終齢に近いようだ。

アリアケスミレにたどり着いてホッと一息のようだが、蛹化して成虫になるまではまだ10日や2週間はかかる。どこで蛹化するのかも興味深い。夏休み前までなら目の早い生徒達にはすぐ見つかるだろうが無事成虫になってくれるよう祈る。でも次の世代が生まれるとスミレの葉は殆どないと思う。

ジャコウアゲハの蛹は小さいながら頑張っている。こっちは是非とも無事に成虫になって欲しい。

増し土をしてから結構雨模様で植物達は成長を速めているようだ。シムラニンジンは花序を付けて蕾も付いているがやはり小さい。長く鉢植えしていたせいだろうがきれいに咲いてくれるといいと増し土もしたが。