今日のひとネタ

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新撰組とかワイルド7とか

2004年04月26日 | 日記・雑記
と聞いて「望月三起也」を連想した人は上級者(?)です。今年の大河ドラマは「新選組!」ですが、一応続けて見てます。今のあたりが前半の山場ではないでしょうか? 私自身の新撰組に対する知識はまぁ人並み。そして、始めて興味を持ったのが望月三起也の「ダンダラ新撰組」という読み切り漫画でした。

 昭和47年頃の事ですが、週刊少年ジャンプで「愛読者賞」なる企画があり、平たく言うと人気投票で選ばれた漫画家10人に読み切りを一本ずつ書かせて、それをまた読者の投票により誰が一番か決めようというもの。今考えるとかなりキツイ企画ですね。人気作家なら連載で儲けてるから、わざわざ単発の仕事にリキ入れるとは思えないので。

 最初に選ばれた10名は忘れましたが、たしか川崎のぼる、本宮ひろ志、永井豪、とりいかずよし、手塚治虫、赤塚不二夫などがいたと思います。で、その中の水島新司が辞退して代わりに書いたのが望月三起也でした。その作品が「ダンダラ新撰組」で、それが結局グランプリだったんですね。私も大好きでした。無名の隊志親子が主役の悲しい話でしたが。

 私は当時ジャンプしか読んでなかったので、望月三起也の漫画をちゃんと読んだのはそれが初めてでしたが、その後しっかりと「ワイルド7」にはまりました。では皆さん、ワイルド7のメンバーの名前を言ってみて下さい。ちなみに、「モヒカン」と答えたそこのあなたは失格です。(と勝手に決める。) デカとかテルとかを最初に言った人はカルト過ぎ。正解は、今から書店に行って愛蔵版を揃えて調べましょう。ちなみに、ワイルド7とはいえその時々で6人だったり8人だったりするので、これは一種「KAI FIVE」のあれですね。チャンバラトリオモードという声もありますが。

 まぁしかし、いっぱしの社会人と呼ばれたいなら「地獄の神話」とか「運命の七星」くらいは読んどいて欲しいところです。ワイルド7に関しては逢坂剛の小説と同じで、話が長ければ長いほど面白いので。で、ワイルド7の連載は壮絶な結末を迎え、最終回の後の週刊少年キングによると「望月先生は次回作に備えヨーロッパ取材旅行中。」という事でした。果たして、帰国後に始まった新連載は、なんと「俺の新撰組」。それを見て子供心に「うぅ…、大人は嘘つきだぁ…」と思ったもんです。単に息抜きのために遊びに行くのなら正直に言えばいいのにねぇ。ちなみに、その新連載はあっという間に終わりました。

 ということで…、え~と大河ドラマの話ですね(だったか?)。昨日の放送を見てたら、近藤勇から来た手紙を妻が読み上げる場面で、「では、読まさせていただきます。」なんちゅうセリフがありました。現代でもおかしい言葉使いを、江戸時代の人がやってたとは。こういうのはNHKならチェックしそうなもんですが、あのドラマに関してはもう諦めてるのか? ま、そんなこんなですが、昭和47年といえば私はまだ小学3年生。新撰組の話を理解してたというのは偉いと思いません?