プロ野球1リーグ制の議論ですが全然甘いです。私が考えた究極の案は「1チーム制」。すなわち、巨人以外のチームはすべて解散。プロ野球の試合はすべて巨人の紅白戦とします。これなら、巨人は毎日勝つか引き分けしかないのでファンもナベツネも大喜び。そして、日本シリーズは巨人軍の東西対抗、オールスターは巨人内での人気投票上位の選手による対抗戦。テレビ中継は日本テレビの独占として、他のテレビ局は一切手を出さないと。
もう考えただけでワクワクしません? 現在既に巨人ファンの人はこれで大満足でしょうし、いまでも全国的にかすかに生息していると思われる他チームのファンの人もこれを機会に巨人ファンになると。現在でもパ・リーグファン、特に近鉄やオリックスのファンなんてのはこの世に存在しないかのごとき扱いを受けてますから。そしてプロ野球に見切りをつけるという人は他のスポーツを見ればいいわけですが、今更サッカーファンになるのもしゃらくさいと思う人がみんな格闘技方面に流れてくればしめたもの。そうなれば月曜夜7時にはキックボクシング中継が復活して、解説は当然寺内大吉さんと。
そういう格闘技時代に備えて、テレビ局は「タイガーマスク」と「キックの鬼」と「空手バカ一代」の再放送を即刻開始すべし。ついでに、「チャンピオン太」と「アステカイザー」もやればもっとよし。いや~こういう世の中になるために、私も何かしたいですね。唯一可哀想なのは、いきなり門が狭くなるプロ野球選手を夢見ている少年たちですが、行き先をメジャーリーグに変更すればよしと。少年よ大志をいだけ、ということなのでこれでよいのです。ああ、楽しみ。
ところで、話はかわりますが、世の中は対決ものブームのようです。昨年の「ジェイソンvsフレディ」に続いて「エイリアンvsプレデター」が公開されるとか。こうなったら日本映画も対抗せねばなりません。考えられる対決ものは「トラック野郎vs寅さん」とか「仁義なき戦いの山守組vs湾岸署」でしょうか? でも、どうせなら思い切って「ゴジラvs金田一耕助」なんかがいいな。そうなるとテレビドラマでも当然企画が出てきて、「渡る世間vs細うで繁盛記」なんてのもありかも。
そういう妄想をしながら歩いていたら、川越市内で「チェリッシュvs狩人 ジョイントコンサート」というポスターを見かけ、あまりのタイミングのよさに思わず吹きだしてしまいました。ただ、UFCルールで4人を金網の中に放り込んだら無傷で出てくるのはチェリッシュの奥さんのような気がするのは私だけではない、…あ、私だけですか?
さて、ドラマの新番組ですが昨年から「白い巨塔」「砂の器」と来て、今度は「人間の証明」ですと。イマイチ話題にはなっていないようですが、ウケるかなぁ? なお、これまで稲森いずみは好きではなかったのですが、「バツ彼」で見る彼女はそうでもありません。ドラマのストーリーとしては最低の予感がしますが、女優陣にはちょっと期待したりして。
ま、そういうことで(どういうことだ?)プロ野球ファンの皆さん、目を覚ましてくださ~い!