今日のひとネタ

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あれこれイチャモンをつける

2008年12月13日 | TV番組レビュー
 フジの「めざましテレビ」の土曜版「めざましどようび」というのがあります。「めざまし」という語句が共通しているだけで、平日のものとはキャスターから番組構成までほぼまったく違います。

 別に土曜日も高島アナを出せなどとは言いませんが、どうにも疑問があるのが旅とグルメのコーナー。一番おいしい役だと思われるレポーター女子がどうも可愛くなくて、おまけに気の利いたコメントが言えるわけでもなく「なんであなたがやってるの?」と思います。

 今日などは「北陸のグルメ旅」ということで富山県でブリを食べ、福井県でカニとフグを食べるという豪華版。それが最初に富山の寿司屋に入って開口一番「あ、カウンターがある」ですと。全国3千万人の視聴者の皆さんは「当たり前やん!」と突っ込んだことでしょう。

 さらに板前さんが「ブリのしゃぶしゃぶをどうぞ」というと「え、ブリのしゃぶしゃぶですか?」という反応しか示さず、一口食べてからのコメントも「おいしい~」だけですよ。グルメレポーターなら「これは、カリギュラとO嬢の物語のバトルロイヤルや~」くらい言えないものでしょうか? おまけに北陸のグルメと言いながら我が故郷の石川県を素通りするとはまったくもって許せん!

 この女子は温泉旅館に行ってもバスタオルで入浴したりすることもなく、もちろん全裸にもならず、テレビ局の金で美味いもの食ってるのを見せびらかしてだけに感じます。たいして可愛くもないのにこういう役回りをゲットしているところを見ると、プロデューサーかなんかの血縁者ではないかと思いますね。本当に「解せん」の一言。

 テレビでもう一つイチャモンをつけたいのはテレビ朝日のフィギュアスケート中継。男女6人ずつが出場してますが、6位の選手に対してアナウンサーがやたらと「最下位」という表現をすることに違和感を持ちました。今回はグランプリファイナルなので、各地でのグランプリを勝ち抜いて来た選手が集まってるわけですから「最下位」はないでしょうと。何年か前の世界陸上で高野選手が決勝で8人中の8位だったとき「世界の8位だ!」と言ったアナウンサーのチンコの垢でも煎じて飲ませてやりたいです。

 また、日本人ではあたかも浅田真央選手しか出てないような扱いですが、お茶の間のお父さん達に中野選手がいかに人気があるかというのも思い知るべきです。各家庭に採点ボタンを配れば、お父さん達の力で中野選手が上位に来ることは明らかでしょうに。(は? 私だけですか? そんなこたぁないですよね。) なんにしても、あの爽やかな色気はなかなかたいしたものです。

 さらに嫌悪感をもよおすのがフィギュアスケートの放送中にしょっちゅう出てきた「パチンコ加山雄三」のCM。そもそもゴールデンタイムにパチンコのCMが堂々と放送されるのはいかがなものかと思うのですが、それに出てるのが若大将ですよ。元は国民の憧れの的ですよ。

 私は加山氏のどこがいいのかわからない年代ですが、竹中直人氏とか故村下孝蔵氏とかが若大将について凄く熱く語ってたのを何度も聞いたことがあります。あの年代の人にとっては神様か太陽の如き存在でしょう。それがパチンコのCMに嬉しそうに出ているというのは、ファンにとっては100年の恋も醒めるというやつではないでしょうか。率直に言えば「おっさん、仕事選べよ!」という感じです。

 テレビ局は広告収入減ってるそうですが、サラ金とかパチンコのCMはやめなはれという声はないのでしょうか。こんな事じゃますます衰退しますね。マスメディアにはもっとプライドを持ってもらいませんと。

 そんなこんなで、結局NHKに落ち着いて今日も「日めくりタイムトラベル」を見てます。けど、なんかイマイチ。昭和59年というとロサンゼルスオリンピックのあった年で、自分が何をしてたかはよく覚えてるのですが全般的には結構印象薄い年であったりします。平穏といえばそういう年だったのかも。