今朝のラジオに気象予報士の森田さんが出てて電気製品と消費電力の話をしてました。みんな節電で頑張ってるけど、家庭で使用している個々の電気製品に関してはそんなに消費電力が大きくないという話でした。電気を食う代表はエアコンという印象ですが、現実には外気を圧縮して取り込んで熱を発生させてるので、今はかなりの省エネになってるとか。また、カーボンヒーターなんてのは凄く暖かいけど1時間使っても電気代は20円くらいだとか。(だったかな? 10円くらいかもしれないけど)
あとは東京タワーのライトアップでも1日点けてて電気代は2万円くらいなのだとか。パチンコ屋1軒分よりは安いかも。あるいはエレベーターもそれほどでもないとか。
とはいえ「じゃ節電は無駄か」という話でも「もっと徹底して電気を一切使わないようにしないと節電にならん」という話でもありません。個々の電気製品がそんなでもないのに、実際は計画停電やらねばならんということはチリも積もって山となるというか、あちこちでみんなが使うと大変ってことでしょう。あとは企業かな? 自分だけだと暗くても寒くてもなんとかしのぎますが、オフィスに他の社員がいるとついつい全体を明るくしたり、プリンターの電源もつけっぱなしにしてしまいますので。
電気のコンロやIHヒーターはガスと違ってガス漏れしないし爆発することもないし、空気も汚れにくいのでいいところはあります。だからオール電化住宅ってのもメリットは多いのでしょう。その辺うまく組み合わせて考えねばなりませんね。電気使うんだったら原発受け入れろ、とかそういう極端な話だけじゃなくていろいろ考えたいです。