朝ドラ「ゲゲゲの女房」を見てて、水木しげるそのものにも興味を持ったので「昭和史」全8巻を読んでみようかと。
こちらは漫画ですが、昭和の事件と自分の生い立ちを綴ったもの。事件史についてはねずみ男がストーリーテラーとして登場したり、ねずみ男に自分をインタビューさせる形で当時何を考えていたかということを語ったりしています。
これは20年ほど前に図書館で何冊か借りて来たのですが、漫画とはいえ結構分量があってなかなか読み切れず、結局自分で買いました。が、何と言っても戦時中の軍隊にいた部分が壮絶で読み応えあったので、持ってたのは3巻以降だけ。
しかし、家族の希望もあって今回1巻と2巻も入手したので、ようやく全巻揃ったことになります。「昭和史」という半藤一利先生の本も持っておりますが、水木先生の場合はもうちょっと年代が上でご本人が徴兵されて南方に行き、死の危険にはなんども直面し、現地人に追いかけられて一日中泳いで逃げたり、マラリアになって寝込んだり、その最中に空襲され片手を失ったりという話は読み始めたら止まりません。
さらに今日は図書館に行って「ゲゲゲの女房」を借りて来たし、ついでに「総員玉砕せよ」も借りてきました。これで水木マニアになれるか。って、肝心の鬼太郎読んでないわ。そちらも読まねば。
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