文系学生は大体暇なので、英語の勉強でもしましょうかと思ったのは大学3年の時だったでしょうか。そこで一番手軽にできるNHKラジオ「英語会話」を選択。自分のレベルを考えれば、本来「基礎英語」から始めればよかったのでしょうが、そこは大学生のプライドがあったと。
ただ、タイマー録音のできるような機材はなかったので、毎朝6時半頃に起きてラジカセの録音ボタンを押してまた寝ると。その録音を夕方に帰ってきてからテキスト見ながら聞いてたわけですが、何しろネイティブのしゃべってるのが全然聞き取れなくてついていけず。
当時は毎日の放送の最後を、その日のテーマを基にネイティブ二人がジョークで締めるのがパターンだったのですが、いくら聞いてもそれがまったく理解できず。しかし、毎日聞いてて5月の末くらいに初めて言ってることがわかって「ほぉ~」と思ったのは感激でした。その後、6月くらいで起きられなくなって録音を中断。テキストだけは「また始める!」と思いつつ、1年買い続けました。
翌年もまた4月から始めたのですが、多分1ヶ月も続かなかったのはないかと。それでもテキストは半年くらい買ってたような。そんな生活なので、就職試験のネタに英検2級に合格するというのは達成できず。
その後働き始めてから、とにかく運転してる時間が長いので「英語をずっと聞いてればわかるようになるのでは?」という浅はかな思いでまたNHKラジオの録音を開始しました。(この時は「ラジオ英会話」という番組名になってました。)
これは2年ほど続けたのですが、結局英会話は習得できず。結局中学生レベルの基礎ができてないのでわからないんですね。そもそも英語の勉強に向いてないのが一番だと思いますが。あとは、当時の「ラジオ英会話」講師の大杉先生が「英語を勉強するのは、穴の開いたバケツに水をためるようなものなので、常に注いでおかないと」というような事を言ってたのを聞いて「ケッ! そんな暇じゃねえわ。仕事あるしギターも弾きたいしパソコンのことも覚えたいしプロレスも見ねばならないし(?)」と思ったり。
とはいえ、今でも4月になるとNHKの語学講座のプログラムは気になったりします。今は便利な環境になって、ラジオ講座の内容がストリーミングで好きな時間に聞けるんですね。(まぁ録音もできますし) そうなるとテキスト買って来るだけで自分のペースでやれるんじゃないかなぁとか思いました。大人になると、若いころのようなプライドはなくなるので、いかに自分が低レベルかというのは素直に受け入れられますから、まずは「基礎英語2」くらいをやってみようかと。(すなわち中2レベル) ま、試しに番組何回か聞いてから取り組んでみればいいんですけどね。
しかし、多分来年の今頃は「やっぱ基礎英語から…」と言ってるかもしれません。それにしても、普通の人より勉強にかけた時間は多いと思うのですが、向いてないんでしょうね。フンだ。