今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

「新書のトリセツ」どうでしょう

2020年02月09日 | 日記・雑記・ただの戯言
 久しぶりに書店の新書コーナーを隅から隅までチェックしたのですが、今はとにかく「トリセツ」の花盛り。夫のトリセツ、妻のトリセツ、定年夫婦のトリセツ、ことばのトリセツ、マンション管理のトリセツ、韓国のトリセツなどなど。

 あとは新書じゃないのですが上司のトリセツ、部下のトリセツなんてのもありました。多分出版社の方で考えてるのでしょうが、なんでも「トリセツ」つければいいってもんじゃないだろうと作者は言えないのでしょうか。

 一応タイトルとして成立してるならまだいいのですが、英文法のトリセツ、就活のトリセツとかいうと、そもそも日本語としておかしいでしょう。トリセツとは取扱説明書の略だと思ってたのですが、もう単語の意味が変わってしまったのかもしれません。

 ブームというと10年以上前ですが「国家の品格」がベストセラーになりました。その後は本当に品格ブームが来て、新書のタイトルでも、女性の品格、日本人の品格、親の品格、会社の品格、英語の品格など色々ありました。こうなると品格も何もあったもんじゃないですし、タイトル見ただけで買う気なくします。ただしコミックで「セフレの品格」というのがあって、そういうタイトルは許します。アイディアの勝利でしょう。それがヒットしたかどうか知りませんが。そういえば「ハケンの品格」というドラマもあって結構ヒットした記憶あります。また見ようとは思いませんが。

 ということで、今なら「新書のトリセツ」という本を出せば何かの間違いで売れるかも。いや、「オリンピックのトリセツ」の方がいいかな? どちらにしても、どなたか本当に出版する際はアイディア料だけいただきます。まぁワシは買わんけど。

新書も探せばいろいろと

2020年02月08日 | ブックレビュー
 5年ほど前まで、新書というものは普段本を読まない人が読書した気になれる、中身がスカスカな本だと思って敬遠してました。おまけに「国家の品格」がウケたからと言って「○○の品格」という本を乱発するあたり節操ないなぁと思ったり。(「国家の品格」は良い本でしたが) また、「できる人の○○術」とか「××するだけで簡単に△△できる」とかいう本は本当に中身がないと思ったり。

 それが「新書も探せば良いものがある」と気づいたきっかけはマルクスというか資本論。ちょっとしたきっかけで、マルクスの思想や資本論について調べてみたいと思ったときに、書店に行って最初は専門書を探したのですがやたらと敷居が高くて、「ここはお手軽な新書に頼ろう」と思って探したのが三田誠広さんの「マルクスの逆襲」という本。

 その本がすごく良かったので、それ以来大手書店の新書コーナーを時折チェックするようになりました。そして、そんな中で見つけたのは以下のような感じ。

朝日新書「南沙織がいたころ」 永井良和
文春新書「僕らが作ったギターの名器」 椎野秀聰
集英社新書「ちばてつやが語る『ちばてつや』」 ちばてつや
小学館新書「『誰にも書けない』アイドル論」 クリス松村
集英社新書「マルクスの逆襲」 三田誠広
中公新書「ある明治人の記録」 石光真人編著

 基本的に本はキャッチ&リリースというか、置き場所に困るので1冊読み終わったらそれを売って次のを買うということが多いです。そんな中でこれらを残してあるということは、結構気に入っている証明。他には「ザ・タイガース 世界はボクらを待っていた」というのも凄く気に入ったのですが、本棚に見たらないということは売っちゃったんですね。

 今は大きい書店の新書コーナーにたまに行ってじっくりチェックするということをやってます。もちろん気になる本はそこで買いますが、玉石混交というか(まぁほとんど石。偉そうにいいますが)、良さそうなのを探すのは結構大変。ある程度大人買いすると、またある程度の期間経たないと良いのが見つからないですしね。

 ということでしばらく新書チェックしてないし、明日は休みなので久しぶりに探しに行くかなぁ。

やっぱりわからんかった>地獄の黙示録

2020年02月07日 | 映画
 BSで録画してあったのを見ました。見るのは二度目ですが、前に見たのは30年以上前。まだ学生時代でしたが、テレビで放映があった翌日に同じクラスの奴が「誰かあの映画の意味を教えてくれ~」と言ってたのが印象的です。

 私も当時はそもそもこの映画がどういう設定なのか知らず、ベトナム戦争の事も考えてなく、派遣された米兵が相当精神を病んでたりしたこともよくわかってなかったです。

 なので、今見てみると少しはわかるかと思ってチャレンジした次第。途中までは「なんだ、わかりやすいじゃん」と思ってたものの、終盤がやはりさっぱり。かろうじて「すごくお金と手間がかかってる映画」という事がわかった程度。

 今はインターネットというものがあるので、この映画の意味するところは色んな解説があるだろうし、それぞれのシーンについて詳しく語っている人もいることでしょう。が、なんかそこまでしなくてもいいかなぁとか思います。いっそ大滝秀治のように「つまらん! お前の言うことはつまらん!」と言ったら楽ですね。時は短く人生は残酷なので、この映画の理解に時間を費やす暇は私にはありません。(と、えらそうに)

キャンディーズに関して大きな思い違いをしてました

2020年02月06日 | キャンディーズ・伊藤蘭
 阿久悠先生はキャンディーズには1曲も書いていないと思っていたのですが、ふと見つけてしまいました。やはりシングルには書いてないのでアルバム曲なのですが、すぐ思いついた人は上級者です。

 正解はアルバム「春一番」収録の「弱点みせたら駄目よ」という曲。当時のアイドルのアルバムというと、シングルの候補として作られたけど採用されなかった曲を集めるケースが多かったと聞きますが、曲としては割とキャッチ―なのでもしかしてそうだったのかもしれません。

 なんでこういう事を調べたかというと、移動中に頭の体操としてキャンディーズのシングル曲の作詞者を順番に思い出そうとしたら、なんと「危い土曜日」がわからなかったと。正解は安井かずみさんなので、わかる人はすぐわかるでしょう。

 ちなみにデビュー曲の「あなたに夢中」は山上路夫先生作詞で、1stアルバム1曲目の「キャンディーズ」もそうです。「キャンディーズ」の方は作曲が宮川奏先生なので、渡辺プロ期待の新人だったというのはよくわかります。

 キャンディーズの曲全般では、やはり千家和也先生が多い気がするのですが、集計したわけではないのでわかりません。色々見てるとアルバム曲の作詞が多い森雪之丞さんはシングルの作詞はしておらず、当時ムーンライダーズのギタリストだった椎名和夫さんがアルバムに作詞作曲で2曲も提供してたりします。

 と、こうして語りだすときりがないですが、「阿久悠先生はキャンディーズに詞は書いたがシングル曲ではない」というのが本日の豆知識です。世間一般ではまったく役に立ちません。

今週は渡辺正行さんです>夜のプレイリスト

2020年02月05日 | ラジオ番組の話題

 


 夜のプレイリストはNHKFMの番組でその名の通り夜中にやってるのですが、私は夕方の再放送で聞いてます。今週は月曜にチラッと聞いたとき、落ち着いた感じの男性がしゃべってると思ったのですが最初の自己紹介を聞かなかったので誰かわからず。

 その時も「なんか渡辺正行さんに声は似てるけど」と思ってて、今日は最初から聞けたらやはりご本人でした。バラエティでふざけてしゃべってるイメージしかなかったのですが、落ち着いてしゃべるとなかなかいい声です。

 この人については、ある人にとってはコント赤信号でしょうし、またある人にとってはザ・ベストテンの司会でもあるでしょう。いずれにしても結構面白い人なので私は割と好きです。

 本日の画像はいしかわじゅん先生の「フロムK」ですが、この「ワタナベ」というのが渡辺正行さんのこと。私はこの本を愛読書にしてますが、ここで渡辺さんについて前後編にてネタにしています。この渡辺さんとコント赤信号の小宮さんは、いしかわ先生の明治大学の後輩に当たるそうで交流は多いのですね。コント赤信号のワンマンショーの台本も書いたことがあるそうですし。

 ここでは渡辺さんがいかにスケベでナンパばっかりしているかというのがネタにされているのですが、ちゃんといいことも書いてあります。「赤信号は熱心だ。三人とも、何度も何度もリハーサルを繰り返し、質問し合い、構成しなおしていく。人間性はともかく、三人とも芸に関しては尊敬できる。」のだそうです。まぁそれくらいの人たちだから今も活躍していられるんでしょうね。

 なお、私がこの人について強く印象に残ってるのはベストテンの司会に決まった時の会見。「ベストテンの司会をするにあたり女も整理してきました!」という発言がスポーツ新聞の記事になってました。さすが。


音楽の風車はさすがです

2020年02月04日 | ラジオ番組の話題
 先週「メモリー」のリクエストを採用してくれた山陰放送の「音楽の風車」ですが、オンエア曲リストを見ると本当に楽しくなります。昨日はキャンディーズ「春一番」、とんぼちゃん「ひと足遅れの春」、三輪車「水色の街」がありました。キャンディーズはともかく、とんぼちゃんとか三輪車をラジオで聞く機会はここ以外ではほぼ無いと思われ。

 さらに日曜の放送では甲斐バンドの「ダニーボーイに耳をふさいで」もあり。特にヒット曲でも無し、アルバム未収録曲ですのでほぼ注目されないというか、私はこれをラジオで聞いたのはリリースされた頃だけだったと思います。

 この番組はリクエストによる選曲なので、それこそ最近のヒットも昔の演歌もロックもアニメソングもなんでもかかるんですね。そうやって色々聞いてるうちに世界が広がるということもあるので、この番組は貴重です。全面的に支持します。

 なお、三輪車の「水色の街」は完全に夏の曲なのですがその辺も関係なくオンエアされるのが素敵です。ちなみにこの曲は1974年の発売で関西の大学生だった三人組が歌ってヒットしました。当時鶴光師匠のオールナイトニッポンにメンバーが電話で出演した際、「三輪車いうたら、なんかト○コみたいでんな」と言われてたのを記憶してます。当時私は小学生だったのですが…。

なんと大宇宙が終わるそうです>尾崎亜美研究室掲示板

2020年02月03日 | 尾崎亜美
 宇宙の終わりというと世界の破滅的な感じがありますが、「大宇宙」とはレンタルCGIサービスのこと。尾崎亜美研究室の掲示板は、長年ここのサービスを使ってたのですが、今日から「新規受付」と「更新手続き」の停止を行い、今の掲示板も契約期間終了後に自動的に閉鎖となるそうです。

 尾崎亜美研究室は2000年から始めたので今年で20年になりますが、最初は掲示板は作ってませんでした。が、ふと「亜美さんの事を思いっきり好きなだけ語れる掲示板があったら楽しいかも」と思い立ち、最初は無料の掲示板サービスで始めました。

 その後、その無料掲示板サービスが終了するときにあれこれ調べて大宇宙と契約したと記憶してます。ここは有料のサービスですが、私はgooのブログも有料サービスを使ってるしメールもアドバンスにしてるし、基本的に無料のサービスはあてにしてません。

 大宇宙と契約してもう14年だそうですが、これまでトラブルは皆無で動作も快適、メンテナンスも簡単だったので終了すると聞いて感謝の思いはあります。

 で、今後どうするかということですが、今は亜美さんの公式サイトもブログもあり最新情報はそちらでわかるし、私もブログやTwitterであれこれ発信できるしコメントも受けられるし掲示板は終了でいいかなぁと思ってます。なにより近年はあまり機能してなかったですし。

 ということで、掲示板をご利用していた方はありがとうございました。まだ数ヶ月は残りますが、多分5月くらいで終わりになります。まぁスマホ対応でも無かったのでこれも時代の流れかと。今後も尾崎亜美研究室のサイトの方はありますので、亜美さんの曲について知りたい方は引き続きご覧下さい。

人の借りてた本とかビデオとかが面白い話

2020年02月02日 | 日記・雑記・ただの戯言
 何年か前の話ですが仕事先のロビーに置いてあった新聞を読んでたら、隣に知り合いが座ってこっちの新聞をず~っと覗きこんでくるの。なので、「読みます?」と渡そうとしたら、「いや、人の読んでるのが面白い」ですって。

 そういう事は実際あって、私も図書館に行った際には返却されたばかりの本が置いてあるコーナーに真っ先に行きます。結構いいのが見つかったり。

 そして、レンタルビデオでも他人が借りたビデオはなんとなく気になって、まだVHSだったころはラベルが大きいので前に並んでる人が持ってるのがよく見えました。あるとき前に並んでた若いお母さんが「ドラえもん」と「恋人たちの予感」を借りてて、当時まだ20代で独身だった私は「小さい子供いるならアニメだけ見て辛抱してなさい」とか思ったのですが、主婦は恋愛映画見てはいけないというのは完全な偏見でしたね。反省しております。

 また別の時には、前に並んでた上品そうな女性がビデオを5本カウンターにドンっと置いたら1本だけパタッと倒れて、それのタイトルがなんと「ザ・人面犬」。「なんじゃそりゃ~」と笑いをこらえるのが必死でした。ま、いくらなんでもそれを借りようとは思わなかったですけどね。

 で、このビデオですが「90年代全国を騒がせた恐怖の人面犬を特殊メイク&アニマトロニクスを駆使して再現。」ですって。案外面白そう…。

映画「めんたいぴりり」見ました

2020年02月01日 | 映画
 先月WOWOWで放送していたのを見ました。調べてみたら、元々テレビ西日本開局55周年の記念ドラマだったそうで、放送されたのが2013年8月。その後2015年には続編が制作され、昨年映画版が公開されたとのこと。前から九州では人気だったんですね。

 これは、辛子明太子を日本で初めて作った「ふくや」の創業者夫婦を中心とした物語で、その創業者に博多華丸、妻役に富田靖子という配役で、福岡県産に拘った作りとなっています。

 果たしてこの映画の富田靖子さんは本当にはまり役。優しいお母さんの時も素敵ですが、これがひとたび怒れば博多弁でまくし立てる豹変ぶりが絶妙でした。すごく気持ちよさそうに叫んでて、「かっこいい!」と思うほど。ここ何年かで彼女を映画で見た中では間違いなくこれが一番良かったです。「こういう富田靖子を見たかった」という感じ。

 映画の方は、主人公博多華丸さんの濃い演技に好みが分かれるところでしょう。私も共演が富田靖子さんでなかったら、最初の1分で止めてたかも。(意見には個人差があります)

 それで、主演は博多華丸さんですが、漫才では相方である我らの大吉先生はどうしてたかというと、これがスケトウダラの妖精という役。キャストに「スケトウダラ:博多大吉(友情出演)」とあって、笑ってしまいます。その登場シーンは一見の価値はあるかも。

 ということで、興味のある方はご覧下さい。とはいえ今月はもう放送はないようですね。残念。