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F

2016-12-17 | 311


浜矩子 白井聡 藻谷浩介 大友良英 内田樹
『福島が日本を超える日』★★★

表紙の花見山からの景色

発行が2016年3月11日

何を意味するか?言わずと伝わるし、
最近読んだ内田さんの『困難な結婚』がインパクトあって、
その内田さんも参加されていると知り手に取った。

原発事故から5年。
福島の人々は、不安を抱えながらも、ふつうに暮らしたいとも願い、同時に国と東電の責任を忘れないという強い気持ちを持ってきた。
「『生業を返せ、地域を返せ!』福島原発訴訟」
現在進行形の裁判が行われている。
その裁判の原告を対象にして実施された講演会の記録

地元だけれど蚊帳の外
色々な言い分はあると思う。
帰省して眺めゆく日常にたまに立ち止まって目を凝らし耳をすませる。



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経済合理性の三つの要件

まず第一、人間が幸せにできるということ。

第二、恐れを知ること。
「我々が恐れなければならない唯一のものは、恐れそのものである」
それはちがう!?
未だに原発再稼動がまかり通っている信じられない現実

第三、成長神話に惑わされない。



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「永続敗戦」



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マスコミではどうやっても実情が伝わるものではない。初めてそこに立てば絶句するしかない。

「現実はこんなことになっているのだよ。まず事実を見てからものを言おう。事実を全部知ることはできないにしても、あなたの目の前はこういうことになっている。聞いている話と違うでしょ」



里山資本主義



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3・11のあと
「ノーモア・フクシマ」
それまで、自分のなかには、福島というものは「ない」と思っていたんです。東京で暮らしているし、海外では「フロムジャパン」で全部通るし。でも、その時に、「ああ、あるな。自分のなかに。福島がある」と強く感じたんです。



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歴史は加速しながらくり返す


立ち止まって考えることの大切さ

生身の人間は無理がきかないんです。一日八時間寝て、三度のご飯を食べて、ゆっくりお風呂に入って、お酒を飲んだり、遊んだりしないともたない。弱く脆い、でも、ある条件の下では驚異的なパフォーマンスを実現できる、そういう生身にの身体感覚をベースにして政治のことも考えることが大事ではないかと僕は思います。



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考えさせられる。




























今年の健診でキープしていた体重が+1K増
正直ホッとした感
左目が再測定しても0.8(泣)



手に負えない人
今年最後の、この歳最初の出逢い。



やっぱり韓流ドラマはおもしろい
今さらだけど『太陽を抱く月』

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