宇江佐真理
『古手屋喜十 為事覚え』★★★★
読書会メンバ(というか→今やお友達)から借りる。
古手屋喜十?初耳・・
宇江佐さんの全書籍を把握するにはまだまだかかりそう。
二人カフェでケーキを食べながら作品名を検索し合う。
一応初期作品あたりから読み進めているからか、
裏表紙を眺めても載っている作品名が少ないのが要因ね。
まだまだ楽しみがある!
この古手屋喜十は遺作に近し新しい作品だった(文庫本発売 2014年)
続編が一冊出ていてそこから先は伊三次同様、未完らしい。
人の寿命は誰にも分からない。残念でならない。
ちなみに古手屋(ふるてやと読)とは、今で言う古着屋さんのこと。
着物の古着だと結構匂いがキツそう。。
今も昔も変わらぬ夫婦の痴話喧嘩に思わず微笑んでしまう。
ほのぼの平和なお江戸物語
こちらにも北町奉行所隠密廻り同心が登場
どうしようもないキャラだけど、それもまたよし^^
人間臭さがあってキレイごとばかりじゃなし。
◆お江戸?なぞワード◆
柳行李(やなぎこうりと読)
行李とは、柳や竹で編んだ箱形の入れ物のこと。
昔は主に旅行や引っ越しの時に、荷物を入れて運搬するのに用いられた。
今でも衣類の保管などに使われています。
やなぎごうりの材料となるのは、コリヤナギ(=ヤナギ科の落葉低木)です。
交互に並んだ(o^∀^o)