横山秀夫
『半落ち』★★★★
一点集中を意識したらトーンダウンしてしまった(汗;)
気分も何となく「歴史小説モード」
その合間読書
日本中が震えたベストセラー
先に映画をみていたからイメージは寺尾さん(指環♪)
段落ごとに主人公目線が変わり、そこがまたおもしろい。
横山さんの本はまだ数冊だけど、心が震える。
それと小説の中だろうが悪人ばかりじゃないんだなって前向きになれる。
奥底に訴えかけられるモノがある。
事件を推理すると言うより人間ドラマかな。
ラストを分かっていながらも、涙腺がゆるむ筆致
次作も期待
(交換読書で借りる予定♪)
最近読んでいて気づいたのはみんな「目」で語り合うと言うこと。
わたしは昔から「目」を見て話すけど、視線をあえて外すこともある。
その「目」で分かり合えたことがあったか?
自然と伝わるモノがあったか?
相方の瞳の奥から通じる怒りの震えをふと思い出した。
(ただ目が潤っていたとも言う?)
揺れる。
ごろんと芝生に横になって空を見上げる。
しかしそのちょうどよい季節も終わろうとしている(暑い!)