荒木あかね
『此の世の果ての殺人』★★★
話題作ということで図書館予約本
装丁が素敵 何よりこの色使いがセンスよし。
装画:風海、装丁:bookwall
2022年8月22日 第一刷発行
巻末に江戸川乱歩賞の選評が載っているけど割愛(正直どうでもよいかな)
しばし装丁から世界観を想像する。
裏側も続いています。
退廃した世界に女性が二人(白髪?銀髪?の方は男性かもしれない)
現代の信号機があるから遠い世界ではなさそう。
地球滅亡までカウントダウン
ハードカバーは情報が少ないからその楽しみがある。
--------(抜粋)
第68回江戸川乱歩賞受賞作
史上最年少、選考委員満場一致
「大新人時代」の超本命!
本格ミステリーの骨法もよく心得ている――綾辻行人
特A、もしくはA+、もしくはAA――月村了衛
二人の女性のバディ感が最高に楽しい――柴田よしき
極限状況で生きてゆくひとが、愛しくなる――新井素子
非日常を日常に落とし込む、その手捌きは実に秀逸である――京極夏彦
―滅びゆく世界に残された、彼女の歪んだ正義と私の希望
正義の消えた街で、悪意の暴走が始まったー
小惑星「テロス」が日本に衝突することが発表され、世界は大混乱に陥った。そんなパニックをよそに、小春は淡々とひとり太宰府で自動車の教習を受け続けている。小さな夢を叶えるために。年末、ある教習車のトランクを開けると、滅多刺しにされた女性の死体を発見する。教官で元刑事のイサガワとともに、地球最後の謎解きを始める――。
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あまりにも飛躍していて(それが逆によいのかな)
もし自分だったら?という考えが出ないまま完読でした。
PCの自動スクリーンに癒される。もふ。