宇江佐真理
『明日のことは知らず-髪結い伊三次捕物余話』★★★
お風呂で読書どぼん本
今回四度目の再読です(笑)
これだけ読んでいても展開を忘れていたりする。
6話からなる短編集です。
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・あやめ供養 直次郎登場
相手をどこまで信じられるか。
・赤い花 弟子の九兵衛と魚佐のおてん
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「待ってやんな」
「え?」
「おてんちゃんが赤い花になるのを」
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・赤のまんまに魚そえて 九兵衛の道具開き
・明日にことは知らず 息子の伊与太の恋、憧れ、茜の近況
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(伊与太、優しい伊与太。お前は元気で修行に励んでいることだろうね。わたくしは大人の思惑に神経をすり減らしているのだよ。自分が望んだ道とはいえ、わたくしは辛くてたまらない。伊与太、子供の頃はよかったね。何も悩みなどなく、思う通りに生きていたのだから。わたくしが死んだら、伊与太、涙のひとつもこぼしてくれるだろうか。お前と夫婦になるなど、よくも甘い夢を見られたものだ。伊与太、愚かなわたしを笑っておくれ)
くうっと喉が鳴った。
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・やぶ柑子 女中のおふさの隣に住む浪人夫婦 伊三次とお文の気遣い
・ヘイサイバサラ 伊三次と伊与太の貴重な?探索
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さすがに飽きてきた?
現在お風呂本、春樹の『スプートニクの恋人』です。.。o○
津波大丈夫でした(^∀^;)焦るよね💧