米澤穂信
『ボトルネック』★★★+
過去交換読書でこの方の『王とサーカス』を薦められた。
そこから『満願』『インシテミル』など知る機会があった。
ただ読むまでには至らなく、今回手に取ったのがコレ
全然関係ない『ボトルネック』
ぱらりと冒頭を読んで東尋坊が出てきたのが気になり、
結構前に旅した場所だけど一乗谷も含め、私にとっては想い出深い場所
福井在住のお友達との日々のやり取り。
『王とサーカス』を読んでいたゴルフ仲間は思えば金沢出身
今までにない空間設定と、先が読めない展開に地味にじんわりきた(ってことで+)
さぁ知られざるパラレルワールドへ。
最初くどいかなって思わなくもなかったけど、
こういう会話から成り立つゆったりと進む物語もおもしろい。
個性が輝く作家さん
自分に正直に生きる。
出来るようで出来ない?
出来ているようで出来ていない?
死が与える影響
なぜか現世はそうだけど、案外広い意味で捉えるとどうなんだろう?
突然の死は誰にでも訪れる。
相手に委ねるラスト ねぇどう思う?