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2018-08-10 | 江國香織




江國香織
『流しのしたの骨』★★★+


ちょっと風変わりな?家族のお話
キャラがたっていてその自然な描写力に感心せずにいられない。
姉も弟もそして本人含む家族全員がそれぞれの生き方を全うしている。

平やかな心

しかし出逢った男子に「そろそろ性交しない?」って誘う場面がよい。
あるがままに生きる。
もっと楽になってよいんじゃないって。
プライドが邪魔をするってよく言うけど、
わたしが突破しなくてはいけない壁は多分それ。
だって受け入れてくれるのは分かっている。
近づく距離に自然にストップをかける。



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リップクリームは唇を守ってくれる。つめたい風や街の埃や、乾燥や殺菌やその
他様々な悪いものから。



「そろそろ肉体関係をもちましょう」



「大切なのは幻想を抱かないこと。それに相手を間違わないことね。心配しなくても大丈夫。みかけほど悪いものじゃないのよ」



「わからないけど、あのひとはわたしの運命のひとじゃないもの」
それだけははっきりしているの、と言ってころころと笑う。



空気の澄んだ、ぱりっとした朝。



「青い空」

「母さん、みて、雲がきれい」
比類なくまっ白な、意志的な感じのする雲だった。



「たぶん、わたしはうたがい深いのね。どうしても信じられないの」



素晴らしい、は母の得意の言葉だ。素晴らしいニュース、素晴らしい映画、素晴らしいお天気、素晴らしいフィレ肉




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しかし今朝の夢はひどかった・・(うんにテロ→有楽町線)



https://jp.opusonewinery.com/
「帰省したら飲ませてやるよ」だって!


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