まだまだ読んだことのない本がある。
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ユイスマンスの『さかしま』
チェルッティのスーツ
ニンフォマニア
抹殺
ブロイラー状態
本を読んで、男は群れを出て行く時に誰でも最低の状況を経験するのだとわかった。その、最低の状況がどんなもので、どうやって脱出したかがそいつをつくるのだとわかった、最低の状況がどんなもので、どうやって脱出したかがそいつをつくるのだとわかった。最低の状況はシリアスであればあるほどそいつにプレッシャーをかけ、そこから出ていくのは早ければ
早いほどいい、経験値と情報量に対して体力は反比例して落ちていくからだ。
パルチザン
「簡単に手に入る価値はないものにって・・・・・・」
それは、ちょっと我慢すれば何かいいことがある、という風な時に使われる。
簡単に手に入る・・・・・・、そういうシチュエーションの場合にだけそういうテレビ映画的な格言が生きる。
貞操の危機
サディストに必要なものは残虐性じゃないのよ、精神的で確かな情報なの。
『パリス・イズ・バーニング』
誰がそういう言い回しを始めるのか、わからないが、聞いてもいい?なんて言う時にはもう聞いているんだからな、あなたは何とかだって言われません?っていうのも同じだ。
何とでも言えるんだ。実はそいつが言いたいことなのに、まわりが言ってることのようにして、エクスキューズしようとするわけだ。
「あなたはどうしてわたしにいろいろ聞かないの?」
「わたしが必要になったら電話して。わたしは一人で住んでいるから、大丈夫。夜でも朝でも平気」
マザコンの男にはマゾヒストが多いんだ。
ホテルというのは、泊まるだけじゃなくて、食事をしたり、パーティーに出たり、待ち合わせにも使うのだと、教えてやろうかと思ったが止めた。
あとは、よく秘密の打ち合わせなんかにも使われる。
本の中の言葉は、まったく関係がない。他人の話すことをよく聞いて、話している他人をよく観察するんだよ。
『ラプソディー・イン・ブルー』
シューマンの『クライスレリアーナ』というピアノの曲で、ホロヴィッツのものを聞いていたのだが、ある旋律が、自分を酔わせていることがわかった。
それは絶対的な不安定さを、一時的な安定に変えるために、脳内の代謝物質を、作り出しているのだった。
自分だけで自分自身をコントロールすることはできない。
告白でやっかいなのは、される方にも、一時的な安堵感が、発生することだ。
告白は、伝染してしまうと、とどまることを知らない。
自分で自分のことが変なんじゃないかって、不安だった、とうフレーズ
この国は、未だに金持ちには悪い奴はいないと、本気で思っているんだよ。
一緒にいない時間は、あいつの自由なんだ、そう言うだろう。
ソフィスティケイション
オーストラリアの何とかという遊牧民
力を持つのは言葉そのもので、その言葉を発する人間の気持ちなど、何の役にも立たない。
リンチという言葉にはロマンチシズムと、ノスタルジックな響きがある。
コツさえつかめれば話せない自分の過去なんかない。
コツというのは、もちろん絶対に自分が悪いと思わないことだ。他人のせいにするわけではない。悪いことなどこの世にはないと確信すれば、すべてそれで済む。
「お願いだから、今後一切わたしのことをイメージしないで」
ひどく参ってるんだ、頼むから助けに来てくれ、とどうして言いたくないのだろう?
背中の左側全体が呼吸のリズムに合わせて痛むのだが、妙なことにそれには原因が、酒の飲み過ぎだとわかっているという安堵があった。
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「雨が降ると家にいていい理由が出来る」 確かに。
「人の記憶は捏造される」 確かに。
「いいことありますよ。きっと」
「どんなとこにも道はあるんですね」 ヤマハレディース
Selena Gomez - Hands To Myself