チープでジャンクな食べ物が好きな私が、最近ハマっているのが、すき焼きうどんとさんまの蒲焼き卵かけ丼だ。
すき焼きうどんは店で食べるのではなく、自分で作るのだ。
野菜と豚バラ肉を炒めて、「肉豆腐の素」と少量の水を入れて味付けし、豆腐とうどんをブチ込んで煮立ったら出来上がりだ。味の調整は醤油と塩でOKだ。
これがとにかく旨いのだ。酒のつまみにもご飯のおかずにもいける。
さんまの蒲焼き卵かけ丼は、もっと簡単で、卵かけご飯に、飲み屋のオイルサーディンの要領で温めた、缶詰のさんまの蒲焼きを乗せ、その上にもみ海苔と紅しょうがをトッピングして、山椒を振ればOKだ。
どちらも材料はすべて108円以内で、ローソン100で買える。
食い物なんて自分が旨けりゃいいのだ。
私の特筆すべき性格は、天邪鬼と屁理屈言いだ。
誰かがはいと言えば、いいえと言うし、止まれと言えば、行くと言う。
まるでビートルズの「ハローグッバイ」みたいなものだ。
元来、負けず嫌いなので、議論が白熱すると、無意識のうちに論理のエアポケットを突いたり、論点をずらしたりして論破しようとする。もちろん、仕事上以外の世間話の延長や酒席での話だ。
上司や年長者は立腹し、部下や年少者はムキになる。
それを見ると冷静さを取り戻すことができるのだ。
議論には正解なんてないようなものだから、自信を持って言う屁理屈は理屈になってしまうのだ。
屁理屈に勝てる理屈なんてないし、打ち負かしたと思ったら、理屈が屁理屈になっているものだ。
大事なことは、相手に逃げ道を残してあげて、最終段階まで追い詰めないことだ。
大勢が決まりそうな手前で、自分の意見を引っ込めたり、同意の言葉を投げかけてあげることが必要だ。
仕事上での議論は、感情や屁理屈を排して理路整然を心掛けているし、相手の意見も傾聴すべきは傾聴する。