この時期になると、早いもので来年のカレンダーが回ってくる。
昔ほどでもないが、これから年末にかけて、各社のカレンダーが回ってくる時節だ。
先日もらったのは、取引先の保険会社の卓上カレンダーだ。他の業界に比べて早いように思うのは私だけか。
来年も生きていてください、そうすれば保険金を払わなくていいから、という意味でもないだろうが、今年も残り2ヵ月か、の感慨と、また今年も何もやってないな、の悔悟が去来する。
しかし考えてみると、還暦も過ぎた今は、1年間生きられただけでも儲けものなのだ。別に新しい何かをやらねばならないという義理はない。
そういうふうに自分を納得させる今日この頃でした。
頚椎症の腕の痛みと痺れは継続し
眠れぬ夜のナイトメアにウナセラディ
神を信じるアメリカ人は恥を知らず
羞恥を旨の日本人は無宗教
真実は非現実で現実は真実
記憶の回廊の彼方から
聞こえる声はタイム・ゴーズ・バイ
夜明けの鳥の名前は知らず
ため息の煙は舞い上がり
冷たい月が砂漠を照らす
愛しき人は今何処
溶けた時計のねじれた時間は
懐かしいあの日を垣間見せる
地下へ潜る炭鉱夫は
闇の世界に何を見る
灼熱の惑星は絶対零度の夢を見る
トワイライトは永遠に続くのか
秋のGⅠシリーズ第4弾は天皇賞だ。
今までの成績は努力の甲斐もなく3連敗。ここらで一発起死回生をはかろう。
秋の天皇賞といえば、昔からの競馬ファンならば誰しも思い出すのが、1998年府中のターフに散った、あの不世出の逃げ馬サイレンススズカの悲劇だ。
他馬に影も踏ませぬ大逃げで、快調に飛ばすサイレンススズカを襲った骨折というアクシデントは、私の馬券はおろか、同馬の命さえも奪ってしまった。
鞍上の、普段は沈着冷静な好青年、天才武豊をして、その夜泥酔たらしめたほどの出来事だ。
時は巡り、今回の天皇賞は9戦8勝、デビュー戦、および敗戦を除いて、すべて逃げ切り勝ちのエイシンヒカリが人気だ。
鞍上は奇しくもサイレンススズカと同じ武豊。17年前の悲劇が脳裏をかすめるのは、私だけではないはずだ。
さて、今回の出走馬は抜けた存在がおらず、混戦模様だ。GⅠ馬が5頭、ディープインパクト産駒が半数いるが、GⅠ馬は往時の状態にはいかにも遠い印象は否めない。
本来ならば武豊鞍上のエイシンヒカリの逃げ切りで、サイレンススズカの供養と行きたいところだが、巷の人気の割りに、スポーツ報知の予想陣の評価がイマイチなのが気にかかるところ。歳を取って丸くなった武豊の奮起や如何に。
まずは人気馬の死角を列記してみよう。
エイシンヒカリは逃げ一辺倒で足元をすくわれる危険性大だ。
ラブリーデイはGⅠ馬とはいえ、いまひとつインパクトに欠ける。
ディサイファは大レースではワンパンチ足りない印象だ。
大荒れは見込めそうもないので、ここは実績に対して人気薄で妙味のある、昨年の1、3着馬、スピルバーグとイスラボニータの変わり身と、唯一の牝馬ショウナンパンドラを1着固定で、紐に上位人気馬をピックアップだ。
三連単フォーメーション36点
1着⑮ショウナンパンドラ⑯イスラボニータ⑰スピルバーグ
2着①ディサイファ②アンビシャス⑧ラブリーデイ⑨エイシンヒカリ
3着①ディサイファ②アンビシャス⑧ラブリーデイ⑨エイシンヒカリ