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★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

有馬記念考察その3

2017年12月18日 07時28分12秒 | 競馬
 競馬もビジネスだ。
 それもビッグビジネスだ。

 ちなみに昨年度の馬券売上は約2兆7千億円、そのうち25%の約6,750億円を、JRAが胴元のテラ銭としてピンハネしている。必要経費を差し引くと約580億円が利益として残る計算だ。

 年間3,456レース開催しており、平均すると1レース当たり7億8千万円の売上だが、有馬記念の馬券売上はビックリ仰天有頂天の約450億円だ。
 去年はサトノダイヤモンドとファンの支持を分けたが、今年はキタサンブラックに支持が集中しそうだ。
 売上の70%くらいはキタサン絡みになるのではないだろうか。

 そのファンの期待をJRAは裏切ったりするだろうか。
 テレビやネットでキタサン人気をこれだけ煽って、素人にもキタサン馬券を買わせておいて、負けちゃった、では詐欺と言われても仕方ないだろう。
 まさかそれはないよね、JRAさんよ。
 
 まあ、キタサンが勝とうが負けようが、JRAの取り分に変化はない。
 しかし長い目で見ると、ファン離れに繋がり、今後の馬券売上に多大な影響を及ぼしかねない。

 ここはやはりキタサンブラックに、ディープインパクト、オルフェーヴル、ジェンティルドンナの三冠馬と同じく、有馬記念で有終の美を飾ってもらいたいものだ。

 ひとつ気がかりなのが、当日に引退式が予定されていないことだ。
 前述3頭は有馬優勝、当日引退式という劇的なラストランだった。
 三冠馬だったからということもあるのだろう。
 三冠馬とそうでない馬との間には、歴然としたステイタスや待遇の隔たりがあるのは否めない。
 同じ待遇を求めるほうが身の程知らずということか。

 いずれにしても、その気がかりが杞憂に終わることを望む。
コメント
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