今の会社に勤めて今年で34年目になる。
転勤がなかったので、ほぼ毎日同じ経路で通勤している。
その通勤途中に年金事務所がある。
昔は、年寄りが老齢年金の相談にでも行くのだろうと、ほとんど気にも留めていなかった。
実際、若かった私に年金など遠い未来のことだった。
しかしいつまでも若いと思っていたのは自分だけで、時の流れは確実に年齢を重ねさせる。
3年前に還暦となり、高齢者再雇用契約社員の身分になった時、年金関係の手続きで初めてその事務所を訪れた。
当然だが、所内は私よりはるかに若い所員ばかりで、担当者も30代と思しき女性だった。
必要書類を記入提出し、将来の年金のシミュレーションをやってもらったが、多いのか少ないのか、判断はつかなかった。
ただそんなシチュエーションにいる自分が奇妙に感じられたものだ。
精神年齢は永遠の30代と自認していても、まわりはそうは見てくれないものだ。
服装自由化の会社には、30代のファッションで通勤しているが、まわりの連中には奇異に見られているかもしれない。
服装にしてもそうだが、考え方や行動にしても、還暦オーバーのそれとはかけ離れている気がする。
いつになれば、自分の実年齢と行動や考え方が一致するのだろう。
転勤がなかったので、ほぼ毎日同じ経路で通勤している。
その通勤途中に年金事務所がある。
昔は、年寄りが老齢年金の相談にでも行くのだろうと、ほとんど気にも留めていなかった。
実際、若かった私に年金など遠い未来のことだった。
しかしいつまでも若いと思っていたのは自分だけで、時の流れは確実に年齢を重ねさせる。
3年前に還暦となり、高齢者再雇用契約社員の身分になった時、年金関係の手続きで初めてその事務所を訪れた。
当然だが、所内は私よりはるかに若い所員ばかりで、担当者も30代と思しき女性だった。
必要書類を記入提出し、将来の年金のシミュレーションをやってもらったが、多いのか少ないのか、判断はつかなかった。
ただそんなシチュエーションにいる自分が奇妙に感じられたものだ。
精神年齢は永遠の30代と自認していても、まわりはそうは見てくれないものだ。
服装自由化の会社には、30代のファッションで通勤しているが、まわりの連中には奇異に見られているかもしれない。
服装にしてもそうだが、考え方や行動にしても、還暦オーバーのそれとはかけ離れている気がする。
いつになれば、自分の実年齢と行動や考え方が一致するのだろう。