過去にも希望退職の募集はあり、せいぜい2、30名どまりだったのが、今回の希望退職では130余名もの退職者が出た。
対象者は一時金や失業保険の金額と将来の不安を考慮して決断したのだろうが、それにしても他人事ながら心配になってくる。
あと1年や2年で年金支給年齢に達するならまだしも、55歳の役職定年前に退職する連中も少なくない。
年金支給年齢まであと10年もあるのにだ。
もしかするとそれまでに、支給年齢が引き上げられる可能性も十分考えられる。
住宅ローン、養育費などの心配はないのだろうか。
机上の計算ではなんとかギリギリやれる見通しがあるのかもしれないが、病気や事故などの突発事項も考えられる。
何より、仕事をやめたことによる、モチベーションの低下や規則性の変化が、老化を伴う体力、精神力の維持に少なからず影響を与えるのではないだろうか。
転職を考えているのかもしれないが、今のポジションで実力を発揮できなかった者が、その年齢で他社で通用するとも思えない。
それならば、今の仕事は家計の安定基盤として続けながら、副業を見つける道を選ぶほうがまだましのような気がする。
他人の意見に流されたり、その場の雰囲気や気分で希望退職を決断したのでなければいいが。
とりあえずは彼らの健闘を祈るしかない。
対象者は一時金や失業保険の金額と将来の不安を考慮して決断したのだろうが、それにしても他人事ながら心配になってくる。
あと1年や2年で年金支給年齢に達するならまだしも、55歳の役職定年前に退職する連中も少なくない。
年金支給年齢まであと10年もあるのにだ。
もしかするとそれまでに、支給年齢が引き上げられる可能性も十分考えられる。
住宅ローン、養育費などの心配はないのだろうか。
机上の計算ではなんとかギリギリやれる見通しがあるのかもしれないが、病気や事故などの突発事項も考えられる。
何より、仕事をやめたことによる、モチベーションの低下や規則性の変化が、老化を伴う体力、精神力の維持に少なからず影響を与えるのではないだろうか。
転職を考えているのかもしれないが、今のポジションで実力を発揮できなかった者が、その年齢で他社で通用するとも思えない。
それならば、今の仕事は家計の安定基盤として続けながら、副業を見つける道を選ぶほうがまだましのような気がする。
他人の意見に流されたり、その場の雰囲気や気分で希望退職を決断したのでなければいいが。
とりあえずは彼らの健闘を祈るしかない。